英国特務機関「HELLSING」は吸血鬼アーカードを有し、人を襲う吸血鬼を殲滅する。
新たに吸血鬼となり「HELLSING」に加入したセラスは、吸血鬼や対立するヴァチカンの特務機関「イスカリオテ」との戦いを経て、吸血鬼の力に目覚めていく。
円卓会議を強襲した吸血鬼の兄弟によって「HELLSING」は大ダメージを受けた。
彼らによってもたらされた手がかりをもとに「HELLSING」は黒幕の正体へ迫っていく。
アーカードたちは「ミレニアム」を追いブラジルに渡る。
人間の軍隊でさえ瞬殺し、派遣された吸血鬼アルハンブラと対峙するアーカードの姿を見た「ミレニアム」の少佐は、これから始まる戦争に胸躍らせていた。
「ミレニアム」は不死者の軍隊を作り上げ、英国への進軍を始めた。
宣戦布告を受けた英国と「HELLSING」だけでなく、ヴァチカンも彼らを迎え撃つため戦力を集め始める。
「ミレニアム」に奪われた空母を制圧するため、インテグラはアーカードを送り込む。
しかしアーカードがいなくなったロンドンは「ミレニアム」に進軍され、ついに戦争が始まった。
6巻のあらすじを振り返ってみましょう。
イスカリオテの助力
吸血鬼の軍隊が進軍し、ロンドン市民も英国軍も成す術なく殺されていく。
車で移動するインテグラたちは、指導部本営に残るペンウッドからの無線をキャッチした。
ペンウッドは無線を聞く人間たちに向けた激励のメッセージを残し、攻め込んできた吸血鬼たちを巻き込んで自爆した。
そして無線を聞き届けたインテグラたちの前に、「ミレニアム」の大尉が立ちふさがる。
ウォルターは1人残り、インテグラを逃がした。
インテグラは車を破壊され軍隊に取り囲まれるが、アンデルセン神父率いる「イスカリオテ」に助けられる。
「ヘルシング」6巻©少年画報社/平野耕太
アンデルセンは、化物たちに啖呵を切ったインテグラを見て「この女を倒すのは我々でなければならない」と言い、邪魔をする化物たちを一掃していく。
マクスウェル大司教
マクスウェルは英国の混乱を眺めている。
ロンドンの惨状を眺めるマクスウェルは、「ミレニアム」に打撃を与え英国をプロテスタントから取り戻すため、ヴァチカンの軍隊を編成した。
「ヘルシング」6巻©少年画報社/平野耕太
大司教となり作戦開始を宣言したマクスウェルのもとに、偵察機が突き刺さったままの空母が英国に向かっていると報せが入る。
アーカードが英国へ戻ろうとしていた。
ゾーリンによる強襲
インテグラは「イスカリオテ」を言いくるめ、屋敷まで共に帰ることになった。
だが屋敷にはすでにゾーリンと彼女が率いる軍隊が到着していた。
大量の戦闘機が屋敷をめがけて飛来するが、無関係の市民を巻き込んだことに憤慨したセラスがベルナドットの指示を受け、全て撃墜。
大打撃を与えられたゾーリンは空中戦艦を墜落させてセラスにぶつけようとする。
セラスは空中戦艦を撃墜するが、吸血鬼たちは墜落する前に脱出し屋敷に迫るのだった。
「ヘルシング」6巻©少年画報社/平野耕太
傭兵の戦い
正面から屋敷に侵攻する軍隊は、傭兵たちの仕掛けた罠に続々と嵌っていく。
ベルナドットは敵を屋敷に近づけさせないよう指示する。
人間ならば退却するほどの攻撃だが、化物であるゾーリンたちは退かない。
ゾーリンは傭兵たちに幻覚を見せ、混乱に陥れた。
「ヘルシング」6巻©少年画報社/平野耕太
セラスがゾーリンを狙撃し幻術は解かれたが、吸血鬼たちの侵入を許してしまう。
ベルナドットは籠城作戦を開始し、自分たちが立てこもっている間に敵を殲滅するようセラスに指示した。
「ヘルシング」6巻©少年画報社/平野耕太
出撃するセラスを笑顔で見送った傭兵たちは、この戦いで命を捨てる覚悟を決めているのだった。
【6巻のまとめ】
ロンドンではインテグラと「イスカリオテ」が一時休戦し、屋敷へと向かう。
一方セラスと傭兵たちは攻め込んでくるゾーリンたちから屋敷を守るため戦っていた。
次巻へ続きます。
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