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前巻はこちら里帰り出産、子宮頚管無力症、胎盤ポリープ、骨粗しょう症『コウノドリ』26巻【ネタバレ注意】
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27巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
ゴローの対応にクレームが入り、医療安全管理者が動く事態に
産科医に医療訴訟のイメージがある人もいるが、それは2004年に前置胎盤の妊婦が出血多量で死亡し、医師が業務上過失致死罪などの容疑で捕まった事件が大きく影響している。
当時、帝王切開で無事に赤ちゃんを出産後に胎盤剥離に移った際に胎盤の癒着がわかり、出血多量になったことて子宮全摘出となる。
しかし子宮摘出を終えた後に心室頻拍となり、出血性ショックで母体が命を落としてしまった。
裁判ではその医師の無罪が確定したが、世間からは妊婦が出産で死亡したと大々的に報じられ、産科への風当たりが強くなったのである。
そんなある日、外来対応に追われるゴローはある妊婦の健診で胎児の心拍が確認できず、流産であることを告げる。
そしてこの時の対応で病院にクレームが入り、医療安全管理者の礒野エイキチが事実確認や事態の収集に動くことになるのだった。
磯野とサクラの対応、ゴローの謝罪で事なきを得る
医療安全管理者とは医療安全に関わることの教育や内部報告の情報収集と分析を行い、問題や医療事故が起きた際に対応をする担当者。
礒野はゴローに事情を聞きながら、突然流産と言われ頭が真っ白なのに手術や採血の話を切り出されたことやそもそも病院側の手違いで希望していた女医でなくゴローに回されたことでクレームがあったことを告げる。
傷心の妊婦の夫は激怒しており、病院には転院の紹介状とこれまでの診察代の返金を求めている様子。
礒野はサクラとゴロー同席のもと夫婦と話し合いを行い、真摯に説明しながら対応。
ゴローも妊婦の気持ちを察することができない淡白な対応をしてしまったことを謝罪。
流産の事実が受け入れられなかった夫婦は溜飲を下げ、礒野が後の処理を対応することになるのだった。
てんかん合併妊娠の妊婦で事件が起きる
礒野のもとには毎日たくさんの報告書があがってくる。
内科で入院中の高齢女性に内出血があるという面会した家族からの指摘などにも丁寧に対応する礒野。
もともと救命で優秀な看護師だった礒野だが、院長から誰もやりたがらない医療安全管理者に指名され、やむなくことストレスフルな役目を全うしている。
そしてまた別の日、てんかん合併妊娠で切迫早産の疑いである妊婦が入院することとなり、前置胎盤で入院している若い妊婦と同室になることに。
100人に1人が持つてんかん、その症状は人それぞれ。
3年以上発作がでていないという妊婦はただ元気な赤ちゃんが生まれますようにと願う。
しかしその後いったん退院することになった際に事故が起きてしまうのだった。
妊婦の突然死に呆然とする夫、救えなかった無念さを抱えるサクラ
いったん退院したてんかん合併妊娠の妊婦。
風邪気味の妻の代わりに夫が仕事の買い出しに行くが、帰宅した際に妻が冷たくなっているのが見つける。
すぐに救急搬送されてくるが、サクラたちの病院に着いたときには心肺停止から長時間が経過しており、母子ともに手遅れだった。
なんも前触れもない突然の死に呆然とする夫。
サクラも何度もカルテを見返すなどするが、どうしても突然死の原因はわからなかった。
警察による検死や検案の結果として事件性はないと判断されたが、病院内の症例検討会でもはっきりとした死因の特定には至らない。
葬儀などを終えた夫だが、原因がわからない突然死という病院側の説明に疑念を抱き、病院から納得のいく説明を求める。
真摯に対応する礒野とサクラ。
サクラは母子を救えなかった無念さに加え、病院側のミスではないかと疑う夫からも精神的に追い詰められることになるのだった。
【27巻のまとめ】
27巻では病院内での安全管理やクレーム処理に追われる医療安全管理者が登場。
そしててんかん合併症の妊婦が突然死する事故が起きてしまい、夫はやり場のない怒りと悲しみを、サクラは母子共に救えなかった無念さを抱えることとなります。
てんかん合併症妊婦の突然死に関するエピソードは次巻へ続きます。
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