千早・太一・新は中学生になり、それぞれの学校生活が始まった。
かるたや勉強など悩みは尽きないが、新たな友人や先生と出会い成長していく。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。
祖父と歩んだ新のかるた
新はA・B級大会で北央学園の須藤に敗れる。
試合の後、祖父と高校時代からのライバルで永世名人の佐藤先生と祖父について話す新。
新がA級になったら佐藤先生から渡したい物があると言う。佐藤先生は新がもっとかるたで強くなることを楽しみにしていた。
1か月後、新は佐藤先生が心筋梗塞で急逝したことを知らされる。
祖父は大きなショックを受け、ストレスから脳溢血を再発、いつ目が覚めるかも分からない状態になってしまう。
新宛に佐藤先生の妹からA級になったら新に渡したいものがあると聞いていた、と小包が届く。
中身は新の祖父、綿谷名人と佐藤先生の対戦記録を記したノートだった。
祖父が目を覚まし喜ぶ新。
しかし祖父は新には無反応で、佐藤先生との対戦記録を懐かしむばかり。
新はショックで病室を飛び出してしまう。
自分がA級になれば祖父は元に戻る、と信じて練習に励む新。
その想いとは裏腹に、祖父はリハビリに意欲もなく、以前とは別人のようになってしまっていた。
祖父が退院してきてから、新は介護とかるたの練習に追われ目まぐるしい日々を過ごす。
なかなかかるたの練習の時間が取れず、大会でも勝てない。
祖父の病気も少しずつ悪くなり、ついに新のことも、かるたのことも分からなくなってしまった。
絶望する新に、幼馴染の由宇は南雲会に残されていた、佐藤先生と綿谷名人の名人戦が記録されたビデオテープを渡す。
家で祖父と一緒にビデオテープを観始めた新。
すると隣で祖父も自然とかるたの素振りを始めた。
そして新、と名前を呼んだのだ。
新への記憶を取り戻した祖父。
新は祖父に、祖父にとって本当に嬉しいことは何か尋ねる。
答えを聞いた新は急いで福井県大会へ向かう。
祖父の夢は、孫である自分がかるたで1番になることであった。
福井大会ではまたも北央学園の生徒が対戦相手であったが、最後は祖父との思い出に導かれるように勝利するのだった。
日本一を目指す友人
若宮詩暢は中学2年生になった。
転入生の笹原美稀は転入早々、夢は弓道中学女子日本一になることだと宣言する。
美稀は詩暢もかるたで日本一を目指していると知り、仲間になろうと声を掛けてくるが、詩暢は相手にしない。
詩暢が祖母に頼まれたかるたのイベントに参加すると、以前退会した明星会のメンバーが来ていた。
明星会のメンバーは相変わらず嫌味を言ってくるが、美稀が庇ってくれる。
詩暢はかるたが好きでやっているだけなのに、強すぎるがあまり周囲に疎まれることが多かった。
詩暢にとって勝ち負けはさほど重要ではなかった。
詩暢はクイーンになる気はないと宣言し、その場を去る。
美稀と文化祭の準備中、偶然会った元クイーンの遥とエアかるたをすることになった詩暢。
結果は惨敗。勝ち負けに執着のなかった詩暢だが、勝ちたい、1番になりたいという気持ちが生まれ始める。
文化祭の準備で距離が縮まったかのように見えた美稀と詩暢だったが、詩暢は自分には友達はいないと言い美稀を傷付けてしまう。
美稀の傷ついた表情を見て動揺する詩暢。次に学校で会うときに話せば良いと考えたが、美稀が学校にくることはもう無かった。
【2巻のまとめ】
今まで祖父と二人三脚でかるたを頑張ってきた新であったが、祖父の病気の悪化をきっかけに心身のバランスが崩れてしまう。
しかし記憶を取り戻した祖父に背中を押され、改めてかるたで上を目指すという気持ちを強く持ち直す。
かるたの勝ち負けに執着がない若宮詩暢だったが、美稀や元クイーンの遥と出会い、気持ちに変化が生まれ始める。
次巻へ続きます。
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