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前巻はこちら4度目の世界線、今度こそ黒幕と組織を一掃し全て阻止したはずが、このままでは衝撃的な未来が待っていることが明らかに『君が獣になる前に』5巻【ネタバレ注意】
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6巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
失踪した琴音
テロを止めたはずなのに、3か月後には琴音がハジメと真由を撃ち殺す未来が待っている。
その際に琴音が口走るのは「私が皆に示さなきゃいけない。この世界は生きるに値しない」という言葉。
ハジメは柳にそれを伝え、さらに琴音が既に行方をくらませていることを明かす。
柳は10年前に琴音の両親が殺された現場に居合わせたときのことを思い出しながら、琴音を止めるために協力することを決めるのだった。
琴音の両親が死んだ日の惨状
10年前、通報を受けて琴音の家に踏み込んだ柳は、むせかえるような血の臭いと、血の海と化したリビングで震え続ける琴音、そして琴音を抱きしめているハジメと出会った。
ハジメは冷静だったが、琴音は相当大きなショックを受けていたようで、警察に保護される際にもかなり暴れていた。
ようやく落ち着いた頃、琴音は柳に「私のせいでみんな死んじゃうの。壊れてしまえばいい。こんな世界なんて」と独り言のようにつぶやく。
柳はそのとき琴音にかけてあげられる言葉が見当たらず、その場で自殺した犯人を捕まえることができていれば別の結末もあったのだろうかと今でも思っているのだった。
両親を殺したのは幼馴染の史明
琴音の両親を殺した犯人は、琴音が通っていた塾のアルバイト講師でハジメの親友でもあった、伊藤史明という大学生。
事件の三か月前にハジメは史明に呼び出され、母親からの強すぎる束縛から琴音を解放してやりたいという相談を受けた。
琴音が頑なにハジメに頼ろうとしないのを見た史明は、思わず琴音に告白して自分が力になろうとする。
その場で告白は断られてしまったものの、その翌日から史明の様子は徐々におかしくなっていった。
琴音の目を見るたび、その魔力に吸い込まれるようにして琴音の支えになろうと必死になっては拒絶され続ける日々。
そして精神的に壊れていった史明は、ついに琴音のために両親を殺め、自らも命を絶つのであった。
琴音が毒ガステロを起こそうとした動機
ハジメ・真由・柳の3人は琴音を探すため、手分けして琴音が頻繁に行っていた樹海・入病院・無人島を捜索する。
見つけた者が琴音を止める役を担うという約束。
そして運命に引き寄せられるように、樹海でハジメが琴音を見つけた。
タイムリープをしてきたことも含め、ハジメが全てを琴音に明かすと、琴音も自分が世界を壊そうと思っていることを告げる。
両親を亡くしてからしばらく引きこもっていた琴音は、いつかこの世界のことを好きになれるようにと女優となって演技と言う偽りの世界に身を置いてきた。
しかし成功すれば周りの妬みも買い、その矛先が自分の大切な存在である塩見や真由にも向かってしまうと、琴音はますますこの世界が嫌いになっていく。
そして真由がハジメと付き合うこととなり、琴音は2人の事を心から祝福していたが、ある週刊誌の記者が3人の仲を嗅ぎ付けてきた。
記者は琴音に接触したうえで、真由が琴音の彼氏を寝取ったというスキャンダラスな筋書きで、真由がもっと女優として花開いた時に大々的にぶちまけると宣言。
心から願った2人の幸せですらも壊れてしまうことを知ったというのが、琴音が毒ガステロを起こそうと決めた動機なのだった。
琴音を殺してでも止めようとするハジメだが…
どうせタイムリープするならもっとずっと幼いころからやり直したかった―。
そう涙しながら、琴音を止めるために自らの手で琴音を殺そうと決めていたハジメ。
しかし琴音にナイフを振り下ろそうとしたとき、ハジメはまたもあの黒ギャルに撃たれてしまうのであった。
度々邪魔に入る黒ギャルの女と琴音の関係
度々現れるその黒ギャルの名は井上カンナといい、犯罪組織の一員ではなく琴音の友人だった。
もとはカンナの母が運転する車が起こした交通事故によって、琴音の身代わりとなってハジメの両親が命を落としている。
2人が出会ったのは2年前。
カンナはそれまで琴音が道に飛び出したことで母の人生が大きく狂ったと恨みを募らせていたが、そのもとを琴音が訪ねたことで始まった。
カンナに謝ろうとする琴音に対し、琴音の腹を殴って強い拒絶を示すカンナ。
2人の出会いは最悪なものだったが、いかにして2人は行動を共にすることになったのか―。
【6巻のまとめ】
再び琴音が失踪し、ハジメと真由は柳刑事も頼りながら行方を捜索する。
そして樹海で琴音を見つけたハジメ。
琴音の両親が幼馴染によって殺された日の惨状や、琴音が毒ガステロを起こそうとする動機も明らかとなるなか、琴音を殺してでも止めようとするが、そこに再び黒ギャルの女によって邪魔されてしまう。
黒ギャルの女は井上カンナといい、母はハジメの両親が命を落とした事故を起こした関係。
カンナはかつて琴音が道に飛び出したことで母の人生が大きく狂ったと恨みを募らせていたが、今では琴音の友人としてテロに加担している様子。
いかにして2人は行動を共にすることになったのか―。
次巻へ続きます。
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