後輩の高橋に騙されて裏社会を知り、浅村と出会った野々宮。
野々宮は未成年の援デリ少女、結衣と惹かれあい同棲を開始して人生が活気づいていく。
しかし高橋は援デリでの火遊びがたたり、結衣やヤクザにハメられて罰金を背負ってしまう。
高橋は怒りの矛先を自分をハメた結衣に向けながら、会社の経理部の山崎陽子をたぶらかして会社の金を盗み出した。
一方、結衣と幸せな生活をスタートした野々宮だったが、援デリグループのリーダーである結衣へ無茶な要求が入り、ついに親友の亜海がサイコ客によって重傷を負ってしまう。
足を洗うには300万を村田へ払わなければならず、赤ちゃんも諦めるしかない。
そんな結衣を守る決心を固めた野々宮だったが、会社からの現金窃盗の容疑者として疑われるなど高橋と村田に嫌がらせを受け、追い込まれたところで浅村と再会を果たす。
そして結衣が高橋に拉致されたことで野々宮の怒りが爆発。
野々宮は結衣を助けに向かい、浅村の助けもあって、村田との一件は無事解決。
野々宮は結衣を守り通し、一度は奪われた金も取り戻した。
しかし浅村達の前には次なる敵、「BLACK FACE」が立ちはだかり、緊張感が高まっていくのだった。
5巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
村田の一件が解決し、活気溢れる野々宮。
しかし会社から帰ると、「ありがとう」という書置きだけ残して結衣は消えていた。
〈野々宮のもとを去った結衣 [東京闇虫2 5巻](c)白泉社/本田優貴〉
仕事も順調に元の部署に復帰するも、満たされない想いを抱えていく。
そして浅村に教わった「自分の知らない世界」に惹かれていくのだった。
ヤクザの会合へ
浅村は自分に良くしてくれている香田から再三誘いを受けるも、引き伸ばし続けていた。
それよりも浅村にとって気がかりだったのはBF(ブラックフェイス)。
BFに拠点としていたネカフェを襲われるも、浅村はそこへ来た野々宮と再会を果たす。
浅村は野々宮をそのまま白泉会の会合へ連れていく。
〈浅村が野々宮を連れて白泉会の会合へ [東京闇虫2 5巻](c)白泉社/本田優貴〉
会合ではBFに好きなようにやられているだけの香田が責められていた。
野々宮はただ耐えるしかない香田をかつて会社のパワハラに耐えていた自分と重ね合わせ、「裏側」の世界も自分のいた表側と大して変わらないと気づく。
野々宮は何か吹っ切れたように「全部ぶっ潰すのが一番楽しい」と宣言するのだった。
〈吹っ切れた野々宮 [東京闇虫2 5巻](c)白泉社/本田優貴〉
安紫に弄ばれる野々宮
香田組の鯖田は安紫(あんじ)という少女と一緒にBFの尻尾を追っていた。
BFは危険ドラッグの精製、流通で香田組のシマを荒らしており、青年がドラッグで倒れこんでいるところに野々宮が通りかかる。
そこを目撃していた安紫は、青年を助けようとする野々宮に興味を持ち、野々宮の家に上がり込む。
〈野々宮を弄ぶ安紫 [東京闇虫2 5巻](c)白泉社/本田優貴〉
結衣への未練がありあまる野々宮だったが、その想いを弄ぶ安紫。
野々宮は安紫と関係を持ったことで結衣への想いが強くなり、結衣を探す旅に出ることを決心する。
BF vs 鯖田
そのころBFは絶好調だった。
しかし加藤や免田ら幹部がクラブで大はしゃぎしているところに、鯖田から電話がかかってくる。
〈鯖田から電話が [東京闇虫2 5巻](c)白泉社/本田優貴〉
電話越しにBFのトップが加藤だと気づいた鯖田。
加藤は鯖田の怖さを思い出し、錯乱して身を隠すのだった。
浅村と行動を共にする野々宮
一向に結衣を見つけられない野々宮。
そこに安紫がまた戻ってきた。
またしても結衣への想いを弄ばれ、野々宮は結衣がいない辛さからだんだん狂い始めていく。
〈狂いだす野々宮 [東京闇虫2 5巻](c)白泉社/本田優貴〉
何かしていないと頭がおかしくなる。
こうして野々宮は結衣探しの旅を辞め、浅村と再び行動を共にしていくのだった。
【5巻のまとめ】
結衣がいなくなり、心に空いた穴を埋めるかのように浅村と共に裏社会にドップリと浸かっていく野々宮。
一方、いいようにシマを荒らされBFへの対応に追われるヤクザの香田組。
構成員の鯖田はBFのリーダーが過去に面識のある加藤だと気づき、加藤もまた過去の遺恨から鯖田へのマークを厳しくするのだった。
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