殺人犯の父をもつ心は、ようやく愛する人由紀と出会い子供にも恵まれたが、出産で由紀を亡くしてしまう。
生前由紀が父の冤罪を疑っていたことから事件について調べ始めた心だったが、突然事件前の音臼村へタイムスリップしてしまい・・・。
当時の父と対面した心は過去を変えるため、由紀の残したノートを元に行動し始める。
それでは2巻のあらすじを振り返ってみましょう。
3人目の被害者 木村敏行
佐野は心の免許証を見てから、心への不信感を強めていた。
心はノートに記された次なる被害者木村敏行の元へ向かい、間一髪のところで木村を雪崩から助ける。
心は過去を変えることに成功したのだ。
未来を予知した心を見て、佐野は心が本当に未来からきたのではないかと考え始める。
捜査一課の金丸が心のことを訪ねて来る。
金丸は心が千夏殺しの犯人ではないかと疑っていたが、佐野が間に入り金丸を追い返してくれる。
親子の会話
佐野は心に、除草剤を盗んだのは千夏を助けようとしたからではないかと問う。
心は認め、自分は2017年から来たことを明かす。
佐野と心はお互いを認め合い、初めて他愛もない話で笑い合った。
心は佐野が自分の理想としていた父親であったことが嬉しかった。
ウサギ殺害事件
木村の娘さつきが心を訪ねて来た。
小学校の先生をしているさつきは心の母から心が仕事を探していることを聞き、かつて教職を目指していた心のため、臨時職員の仕事を紹介してくれる。
心は5年生の担任として音臼小学校で働くことになった。
クラスのメンバーには鈴や、事件で亡くなるはずの生徒が多くいた。
ある朝、小学校で飼育していたウサギが何者かに殺されているのが発見された。
心は学校付近で飴を配っていた新聞配達員の翼を不審に思うが、翼と親しい子供たちは反抗する。
4人目の被害者 田中義男
佐野は心から次なる被害者かもしれないと教えられた田中義男の自宅を訪ねる。
田中は目がほとんど見えておらず、小学校の児童や先生が度々お世話しに来てくれていると話す。
田中の自宅には子供たちと一緒に翼も訪れていた。
田中の家を訪れた帰り道、鈴とクラスメイトの明音は心と翼のどちらを信じるかで喧嘩になる。
鈴は自分の命を救ってくれた心を信じたかった。
明音は鈴に押され泣いてしまう。
不吉な少女の絵
由紀のノートによると、田中は2月5日に心筋梗塞で亡くなる予定だ。
心は佐野や往診の医者に頼み、それまで毎日様子をみてもらうことにする。
心と佐野は田中が詩を書いたノートを見せてもらう。
ページをめくると、そこには2人の少女の絵が描かれていた。
1人は泣いているおり、もう1人は不吉に塗りつぶされていた。
【2巻のまとめ】
心が未来を予知していることに気が付いた佐野は、警察の捜査から心を守る。
心も自分は2017年からタイムスリップしてきたことを明かし、2人は協力し始める。
由紀のノートから次なる被害者の木村義男を訪ねる佐野と心。
小学校で立て続けにウサギが殺された事件とも何か関連があるのか。
犯人との繋がりを探る中で木村の自宅から不吉な絵が見つかり―。
次巻へ続きます。
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