地上最強の生物と謳われる父、勇次郎との決闘へ向けてトレーニングに励む刃牙。
自らアリゾナ州立刑務所に収監され、見事オリバを上回った。
その頃、古代から野生人ピクルが蘇る。
単純なパワーでは勇次郎をも上回るその存在に惹かれるように地下格闘士たちはこぞって対戦を望むようになる。
烈と克己が敗れて身体の一部を失い、ジャックもまた「日に2度の敗北」を再び味わう。
そして烈と克己からバトンを託された刃牙がピクルと再戦へ。
武術をもって翻弄しペースを握る刃牙だが、最後は武術を捨てて真っ向からの勝負をあえて望み、刃牙が敗北した。
一方その頃勇次郎は単純な力比べでオリバを下す。
ご老公が総理に指示して地上最強の親子の激突を黙認。
地上最強の親子の激突が近づいていた。
24巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
勇次郎相手のシャドーファイト
自宅で勇次郎相手のシャドーファイトに励む刃牙。
〈勇次郎をイメージ [範馬刃牙 24巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
想像上の父親との激突で刃牙の身体は壁にめり込み、その衝撃で近隣には地震にも似た揺れがおきた。
ご老公の夢と使命
ご老公の公邸を訪れた勇次郎は、ご老公の身体に潜む病魔を見抜く。
闘うことに特化しすぎた結果、病気を含めてすべての弱点を察知できるようになった勇次郎ならではの芸当。
ご老公は自覚症状こそなかったが、面会中に吐血して倒れてしまった。
〈ご老公が倒れる [範馬刃牙 24巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
身体中に病気が転移し自らの死期が近いことを悟ったご老公は、事切れる前に夢を叶えたいと宣言する。
無論、ご老公が駆られた使命は「戦いたいもの同士を引き合わせること」である。
烈がボクシングに挑戦
烈がボクシングジムの門を叩く。
〈烈がボクシングジムに入門 [範馬刃牙 24巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
片足を失った中国人とあってトレーナーは冷やかしかと勘違いするが、本人はいたって真面目。
テストとしてサンドバッグを粉砕したことを受けて、烈は無事選手として入門を果たす。
OPBFスーパーウェルター級チャンピオンにして全試合1RでのKO勝利を誇る麻仁アキオが列の存在に気づき、早速スパーリングを申し出る。
烈は「麻仁の力量では危険だ」と正直にコメントすると、怒った麻仁に火が付く。
どのようなボクシングをするのか未知数の列を相手に麻仁が仕掛けたとき、烈が文句のつけようのない一撃でKOを奪った。
〈烈が麻仁を一蹴 [範馬刃牙 24巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
自分の武術が通用しない強力なボクサーとの対戦を望むと豪語する烈は、この日世界中のボクサーを敵に回したのだった。
烈が自分の今の技量を試すための、敗北するまで続くこの挑戦。
次は正真正銘のヘヴィ級のボクサーが相手として用意されるのだった。
【24巻のまとめ】
思わぬ病魔に侵されていたご老公。
強い者同士を引き合わせるという使命に駆られ、自分が死ぬ前に夢の実現を急ぐ。
その頃烈はボクシングの門を叩き、自分の武術がどこまで通用するのか試すのだった。
次巻へ続きます。
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