CCGはロゼを壊滅させたが、そのトップである観母と月山を逃がしてしまう。
佐々木に逮捕されたエトは、高槻 泉として開いた記者会見で自分が喰種であることを暴露した。
一方、「アオギリの樹」の殲滅を狙うCCGはその本拠地がある無人島「流島」への侵攻を開始するのだった。
7巻のあらすじを振り返ってみましょう。
エトの望み
エトの記者会見は大きな波紋を呼び、喰種の保護活動をする団体も現れ始めた。
新作で「和修家が喰種の協力者であること」を示唆したエトは、CCGの影で暗躍する「V」という団体があることを佐々木に伝え、聴取室にボイスレコーダーを仕掛けさせた。
エトの聴取に来た旧多は、自分が嘉納と繋がっていることやリゼに鉄骨を落としたことを自白し、隻眼の王の情報を得ようとエトに取引をもちかけるが、断られる。
その後エトは佐々木に「隻眼の王を殺してほしい」と頼み、コクリアに移送された。
鯱の過去と最期
かつて「鯱」はVから逃げてきた「リゼ」を保護し、娘として育ててきた。
奔放なリゼの代わりに投獄された鯱は、数年後「アオギリの樹」の手を借りて脱獄する。
古い馴染みの「功善」にリゼを託した鯱は、代わりに功善の娘であるエトを見守ることにしたのがこれまでの過去。
武を極めた鯱もまた独房が解放されたが、最期はコクリアの制圧を図る有馬によって倒された。
流島上陸
CCGは「流島上陸班」と「コクリア防衛班」の2つに戦力を分けて「アオギリの樹」掃討作戦を計画した。
クインクス班は上陸班に配置され、喰種を駆逐しながら六月の救出を目指す。
一方、六月はトルソーに四肢を切断され監禁されていた。
反応が気に入らないと暴力を奮うトルソーと自分の父親を重ねた六月は、抵抗することを諦める。
コクリア破り
佐々木が所属する有馬班はコクリア防衛班に配置された。
名付け親であり恩師でもある有馬を裏切り今までの生活を全て失うことに怯えながらも、佐々木はヒナミを救うために全てを捧げる覚悟を決め、セキュリティを解除し独房の解放を始める。
それと同時にアヤトと6区のリーダー「万丈」、さらに「:Re」の2人がヒナミを助けるためコクリアに突入した。
ヒナミを助けた佐々木は最下層の排出口を目指す。
一方、ヒナミの元に急ぐアヤト達の前には有馬が立ちふさがった。
四方の希望
かつて四方は有馬に姉を殺された。
姉はトーカとアヤトの母親で四方は彼らの叔父にあたるが、ずっと名乗り出ず遠くから見守ってきた。
自分の希望である2人を守るため、四方は有馬に立ち向かう。
それでも有馬には適わない。
追いつめられる四方の元に佐々木が駆けつけ、時間稼ぎのため有馬と戦い始めた。
佐々木 対 有馬
部下への情を全く感じさせない猛攻を続ける有馬は、確実に佐々木を追いつめていく。
命を諦めようとした佐々木だが、頭の中に現れた親友「ヒデ」に「かっこ悪くても生きろ」と励まされ、もう一度有馬に立ち向かった。
一方、排気口のプレス機を止め脱出を図っていたヒナミ達だが、途中で旧多にプレス機を再稼働されてしまう。
しかしそこにエトが現れ、プレス機を破壊した。
【7巻のまとめ】
佐々木は有馬を裏切り、コクリア破りを決行する。
一方クインクス班は「アオギリの樹」本拠地である流島に上陸し、トルソーに拉致された六月の救出に向かう。
【7巻の見どころ】
この巻の最大の見どころは、佐々木と有馬の死闘です。
圧倒的な実力差に追い詰められながらも、ヒデの言葉を胸に生きる道を選ぶ佐々木の成長は胸を打ちます。
また、コクリア破りの決断も重要なポイントです。
名付け親である有馬を裏切る苦悩と、ヒナミを救うため全てを捧げる覚悟がぶつかり合います。
さらに、四方が姉の仇である有馬に挑むシーンも感動的です。
流島では六月の極限状況が描かれ、彼女の精神が崩壊していく様子が衝撃を与えます。

次巻へ続きます。
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