将来の夢も目標もない令菜はボーイズバーの店長に背中を押され、夢について考え始めた。
自分の夢を叶える過程で結婚が必要だと考えた令菜は、婚活を始めようと決意。
ボーイズバースタッフとのデートを通じ、恋をするためにはまず自分自身に恋をしなければならないと気づいた令菜の前に、タイプの男性「2号」が現れる。
店長の反対をよそに令菜は2号との距離を縮め、完全に恋に落ちてしまう。
2号を好きになってしまった令菜はお試し交際を提案するが、店長に阻止された。
自分の夢を持たず他人の夢を潰してしまう2号と令菜の交際に大反対の店長は、2号の目の前で令菜にキスをする。
店長と2号の間で揺れ動く令菜だったが、2人とも自分のことを好きなわけではないと気づきショックを受ける。
夢のため2号と本当に結婚できるのか確かめようとした令菜だったが、彼と一夜を共にしても虚しさや寂しさが募るだけだった。
5巻のあらすじを振り返ってみましょう。
変身宣言
2号との関係に固執しても「結婚して家庭をもつ」夢には遠いと感じた令菜は、2号への気持ちを吹っ切って店長にアプローチすることを決意した。
2人の距離を縮めさせたい森田は、早速店を予約して店長を呼び出しすぐ帰宅した。
背中を押された令菜は「結婚するなら店長が良い」と率直に伝え当たって砕けろの精神で強気にアプローチするが、店長の態度は煮え切らない。
令菜に詰め寄られた店長は「令菜は自分の夢のパートナーとしては十分」と言いながらも、ファッションや髪型など見た目のセンスが好みではないと白状した。
しかしまだ望みはあると確信した令菜は、店長の好みの女性に見た目を寄せてみせると宣言する。
店長とのデート
見事に大変身を遂げた令菜は、ボーイズバーに乗り込んだ。
居合わせた2号は令菜を見て「らしくない」と言うが、令菜はその意見をはねのけ店長とデートに出かける。店長は眺めの良い「ベタなレストラン」に令菜を連れてきた。
大変身した令菜に喜んでいる店長を見て「チョロい」と感じる令菜だが、その表情が店長の心を動かす。
店長はいつもの令菜ではなく、自分を翻弄するような言動をする女性じゃないと恋が始まらないと力説する。
令菜は店長の理想の女性になるため、ドラマや映画で見た女優たちになりきって店長をダンスに誘い、そのままキスすることに成功した。
店長の思い
店長は20代のうちに飲食業界でそこそこ成功し、複数の店舗を経営するようになった。
そして従業員や客の結婚を祝い続けていくうちに結婚願望が募り、理想はどんどん高くなった。
令菜を生涯愛することができるのかとバーのスタッフたちに相談する店長だが、それは付き合ってみないと分からないだろうと一蹴される。
しかし本格的に交際するほど令菜を好きになりきれない店長の態度は煮え切らない。
いざアウトレットへ
車を出してくれるという森田の厚意に甘え、令菜と店長はアウトレットに来ていた。
店長好みの服を増やそうと躍起になる令菜に店長は自分がお金を出そうと申し出るが、令菜は親の軍資金があるからと断る。
2人とは別行動をして高級な靴を見ていた森田だったが、そこに店長が現れる。
高くて買えなくても眺めているだけで幸せだという森田に、店長はその靴をプレゼントすることを申し出る。
すると令菜とは対照的に森田は堂々と「じゃ、買って」と応じるのだった。
【5巻のまとめ】
令菜は2号への気持ちを吹っ切り、店長との交際に向けて動き始めた。
店長好みの女性に変身し1回目のデートを成功させた令菜は、森田の助けを借りて2回目のデートをすべくアウトレットへ出かける。
次巻へ続きます。
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