勇次郎との決闘を終え、欠伸の止まらない日々を過ごす地下格闘士たち。
しかしスカイツリーの地下研究施設で武蔵のクローンが作られ、霊媒師である徳川寒子によって武蔵が現代に蘇った。
蘇った武蔵の実力は相手を意識の上でさえも斬ることができる程。
刃牙が2度敗れ、独歩も敗北を喫するなか、ボクシングに未練の無くなった烈が武蔵との対決に名乗りを上げた。
しかしあえなく武蔵に敗れて命を落としてしまう。
戦国時代の戦い方に精通する本部がいよいよ本気になり、刃牙をはじめ地下格闘士たちを守るために立ち上がる。
公開殺人を重く見た警察も動き出すなか、本部は勇次郎を相手にしても「守る」という覚悟を貫く。
勇次郎が先に武蔵に接触するが決着がつく寸前で本部が戦いに水を差し、2人の勝負は流れてしまった。
その本部はご老公に直談判し、ジャックとの決闘を経て武蔵との闘いへ近づいていくのだった。
一方の武蔵はピクルと邂逅し、勝負することに。
ピクルの屈強な肉体を武蔵は意識の上では断ち切ることができず、真剣での勝負へ発展していく。
13巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
武蔵とピクルが真剣勝負へ
国宝でもある名刀を手にした武蔵はまさに鬼に金棒。
〈真剣を手にした武蔵 [刃牙道 13巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
その武蔵がピクルと武器ありの死合いをするとあって、地下格闘士たちの興味をさらう。
その前にガイアが武蔵に奇襲を試みるが、仕込んだ暗器は戦国の世を生き抜いた武蔵にはまるで通用しない。
〈ガイアの暗器は通用せず [刃牙道 13巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
逆に意識のうえで斬り伏せられてしまうのだった。
ピクルも武蔵との激突に向けて断食をすることで、「飢え」というベストコンディションに向かっていく。
〈飢えたピクル [刃牙道 13巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
武蔵 vs ピクル 決闘開始
そして1週間後、ついに戦国期と恐竜紀の激突の時が来た。
地下格闘議場にはその存在を知る格闘士たちだけが集まり、勝負の行方を見守る。
試合開始の合図は無く、武蔵が闘技場に姿を現した瞬間、ピクルが真っ先に飛びかかる。
〈飛び掛かるピクル [刃牙道 13巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
武蔵は居合で真剣を抜き、刃がピクルの顔面をとらえるのだった。
【13巻のまとめ】
武蔵とピクルの真剣勝負が始まる。
真剣を手にした武蔵と飢えというベストコンディションで迎えたピクル。
どちらに軍配があがるのか―。
次巻へ続きます。
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