S級に昇格してから壁にぶち当たり、思うように成績が伸びない麟太郎。
たまたま観戦に来ていた鍼・灸・指圧の国家資格を持つコンディショニングトレーナー・伊藤一路と出会い、フォーム改善のアドバイスを受けてから浮上のきっかけを掴む。
同期のライバルたちが集うルーキーチャンピオンレースに向け、心強いコーチを味方につけた。
ルーキーチャンピオンレースに同期のライバルたちがそろい踏み。
秋谷に師事して秘策を伝授されたママが伏兵となって優勝を勝ち取った。
麟太郎はフォームを改造し理想的な走り方を身に付けつつあるが、それらを支える筋肉が足りないことを痛感し、一緒に練習する寒川とゴンゾと共に一路の本格始動を受けながら練習に励むのであった。
4巻のあらすじを振り返ってみましょう。
次の目標は全プロ
一路の指導のもと、競輪のトップの舞台で戦える力をつけるためのハードな練習が始まった。
筋バランスに加えて身体の使い方をも向上させる練習に、自転車の奥の深さを感じる麟太郎たち。
3人は来月に迫る「全プロ」こと全日本プロ選手権自転車競技大会に次の照準を合わせる。
麟太郎と寒川はもう1人の先輩・鈴本と共にチームスプリントで出場予定であり、ゴンゾもスプリントで出場予定。
全プロで優勝すれば一気に最高グレードGⅠ開催の「寛仁親王牌」への出場権が獲得できるのである。
「Odds VS!」4巻©双葉社/石渡治
しかし問題は、全プロは競輪とは異なる「競技」であり、自転車もその乗り方も異なる。
S級の実力者たちが集う異種の大会で、麟太郎たちは頂点を目指す覚悟を固めるのであった。
シーサーとゴンゾのスプリント勝負が始まる
一路のアドバイスのもと、競技用のカーボンピストでの練習をしながら競輪の練習もする麟太郎たち。
全プロの開催地である防府へと降り立った麟太郎。
ちょうど前哨戦となる全プロ競輪とスーパープロピストレーサー賞が開催されており、ルーキーチャンピオンレースでの敗戦で一気に火が付いたシーサーが鬼気迫る走りで圧勝を収めた。
「Odds VS!」4巻©双葉社/石渡治
スプリントでの優勝に向けて燃えるシーサーに対峙するのは、規格外の体格ゆえに記録に残らないことを条件に特例として出場を許されたゴンゾ。
シーサーやゴンゾと共に寛仁親王牌で戦うべく、麟太郎もチームスプリントでの優勝に燃える。
そして全プロの当日、様々な競技に出場するライバルたちが、それぞれの思惑と野望を持って終結。
まずはスプリントの予選でシーサーが余力を残しながら好タイムを出し、ゴンゾも負けじとシーサーをコンマ1秒抜く走りを見せた。
「Odds VS!」4巻©双葉社/石渡治
そして次のステージから、1対1による本当のスプリント勝負が始まるのであった。
【4巻のまとめ】
最高グレードGⅠ開催の「寛仁親王牌」への出場権獲得を目指し、次なる目標は競輪とは違う「競技」が数多く開催される「全プロ」。
麟太郎と寒川が共にチームスプリントでの優勝に意欲を燃やす一方、スプリントの予選ではシーサーとゴンゾのガチンコ勝負が実現するのであった。
次巻へ続きます。
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