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前巻はこちら東京壊滅の真相に迫る、怒涛の謎解き展開!『code:ノストラ』3巻【ネタバレ注意】
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3巻ラストで仲間の能條が豹変し、楓と対峙するという衝撃の場面で幕を閉じた本作。
最終巻となる4巻では、積み重ねられてきた謎と伏線がすべて回収され、物語が怒涛のフィナーレへと突き進みます。
「ノストラとは何か」「ファティマとは何か」「柊の正体は」——すべての答えが、この1冊に詰まっています。
目次
ノストラの警告を無視した迅の決断
4巻の幕開けは、能條の暴走を止めるため的場教授の研究室へ超人的なスピードで駆けつける迅の姿から始まります。
ノストラは「楓が能條を撃つのを阻止すれば東京壊滅の確率が上がる」と警告しますが、迅はその忠告を聞き入れません。
「仲間同士を殺し合わせない。東京壊滅も自分が防ぐ」——この言葉が、迅というキャラクターの本質を凝縮しています。
部屋に飛び込んだ迅の体当たりで楓の銃弾は外れ、スプリンクラーを直撃。
水没したメモリーカードからの情報復元という新たな課題が生まれますが、この場面は「AIの指示より人間の意志を優先する」というテーマを鮮やかに体現しています。
仲間の裏切り者——弓先生の正体
能條にチップを埋め込んだ人物として浮上したのは、担当医の弓先生でした。
病院へ確保に向かった新堂たちですが、弓先生は携帯電話を操作して周囲の看護師たちを操り人形に変え、その隙にジェットスーツで逃亡してしまいます。
1巻から迅を支え続けてきた信頼の人物が実は敵だったという展開は、読者に強烈な裏切り感を与えます。
それと同時に、「なぜ迅の命を救ったのか」という新たな疑問も生まれ、物語の奥行きをさらに深めています。
ポセイドン計画の全貌
復元されたメモリーカードの解析によって、「ポセイドン計画」の恐るべき全貌が明らかになります。
国会前庭の地下に存在する巨大な天然空洞。
その近辺まで秘密裏に掘り進められた工事現場。
そして空洞付近で核爆弾を爆発させることで、東京都心部全体を地盤ごと陥没させるという計画の内容でした。
これだけのスケールの陰謀が、1巻の銃撃事件という小さな出来事から繋がっていたという構成の巧みさは、シリーズを通じた伏線回収の醍醐味と言えるでしょう。
地下決戦と御影との決着
メモリーカード復元の負荷で倒れた迅に代わり、新堂・楓・能條・八甲田の4人が工事現場の地下へと向かいます。
武装集団との激しい銃撃戦を経て、ついに宿敵・御影と対峙しますが、御影は身体感覚を加速させて八甲田の命を奪います。
次のターゲットとして新堂に迫った瞬間、復活した迅が駆けつけ御影を撃退。
仲間の死という重い代償を払いながらも、チームとして前進していく姿が胸を打ちます。
核爆弾はダミーだった——残り30分の絶望
地上に戻り、核爆弾の解体成功と思われた直後、ノストラが新たな予言を届けます。
解体した爆弾はダミーであり、本物はさらに深い場所に設置されている——爆発まで残り30分という絶体絶命の状況です。
ノストラはここで重要な情報を提供します。
量子コンピューター「ファティマ」を停止させれば核爆弾の起爆装置も止まる、というものでした。
舞台は海上要塞へと移り、物語は最終決戦へと突入します。
迅と柊——ノストラとファティマの頭脳戦
海上要塞の地下格納庫でチームが発見したのは、ファティマに繋がれた状態の柊でした。
未来を読み合うノストラとファティマが拮抗するなか、迅も柊も身動きが取れない状態に陥ります。
そこでノストラが迅に伝えた勝機は、「ファティマが予測できない人間らしい行動を取ること」でした。
迅は、新堂と柊がかつて恋人同士だったことを察し、柊に語りかけます。
「自分は新堂を愛していた人間だ」——柊が涙ながらにそう話した瞬間、ファティマが暴走し始め、柊は自ら倒れてしまいます。
AIを打ち破ったのは論理でも力でもなく、人間の「感情」だったというこの結末は、作品全体のテーマを体現した圧巻の場面です。
ノストラの犠牲と、それぞれの未来
ファティマの崩壊により核爆弾は停止し、東京壊滅は回避されます。
しかしノストラはファティマとの戦いによって休眠状態に陥り、未来予測の機能を失ってしまいます。
「ノストラは自分を助けるために犠牲になったのではないか」と悟る迅の姿は、AIと人間の絆という新しい感情の形を描いています。
未発生事件対策課は解散となりますが、逃亡したクーデター組織の追跡は続きます。
その捜査機関に与えられた暗号名は——「code:ノストラ」。
タイトルの意味がここで初めて完全に明かされる粋な演出です。
迅の新たな出発と、ノストラの気配
物語の締めくくりは、交番勤務を申し出た迅の日常から始まります。
ある日、散歩中の女の子に声をかけた直後、目の前にトラックが突っ込んでくる場面が訪れます。
咄嗟の声かけで女の子の命が救われ、迅はふと気づきます。
「この感覚はもしかして——」と。
ノストラが休眠状態でも、迅の中に何かが残っているのかもしれない。
この希望に満ちた余韻が、シリーズ全体への爽やかな着地点となっています。
【4巻(完)のまとめ】
『code:ノストラ』4巻は、壮大な陰謀の全貌解明から仲間との絆、AIと人間の関係性まで、あらゆる要素を高密度に詰め込んだ完結巻です。
「未来予測AIが示す最善策に従うのか、それとも人間としての感情を優先するのか」という問いを一貫して描き続けた本作は、SF・アクション・人間ドラマのすべてを兼ね備えた読み応え抜群のサスペンス漫画です。

まだ読んでいない方には、ぜひ1巻から一気読みすることをおすすめします。
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参考未来予測×警察×頭脳戦の新感覚サスペンス!『code:ノストラ』全4巻【ネタバレ注意】
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