企業×暴力「究極」の格闘漫画、始動ッ!
企業が争いを解決するために代表者同士を戦わせる「拳願仕合(ケンガンジアイ)」。
巨大な利権と男たちの野望が渦巻く世界にダメリーマンの山下一夫が巻き込まれた。
一夫に命じられた任務は、「阿修羅」の異名を持つ闘技者、十鬼蛇王馬(トキタオウマ)の世話係。
そんななか日本経済の裏の首領を決めるための最強トーナメントに参加が決まった。
王馬の戦う理由とは、そして一夫はどこまで成り上がることができるのか―。
様々な武道・流派の登場人物たちがしのぎを削り、誰が勝つか全く読めない展開に熱くなること必至のバトル漫画です。
さっそく、1巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
裏路地でのバトルを目撃
華やかなネオン街の裏路地。
冴えないサラリーマンの山下一夫は人気のない空き地で2人の男が対峙するのを目撃する。
〈裏路地でのバトルに遭遇 [ケンガンアシュラ 1巻](c)小学館/だろめおん・サンドロビッチ ヤバ子〉
1人は身長190cm超、筋骨隆々の巨漢であり、もう1人は相手より頭一つ小柄な青年。
背中に仁王の入れ墨を持つ巨漢がコンクリの壁をぶち抜くほどのパワーを武器に攻めるが、青年はパワーだけでなく圧倒的な技術で巨漢を一蹴。
〈青年が圧勝 [ケンガンアシュラ 1巻](c)小学館/だろめおん・サンドロビッチ ヤバ子〉
この青年、十鬼蛇 王馬との出会いをきっかけに一夫の人生は一変していくこととなるのだった。
一夫が王馬の世話役に
会社で嫌な上司からパワハラを受ける一夫に、親会社である乃木グループの会長 乃木英樹からの呼び出しがかかった。
子会社の冴えない平社員をわざわざ呼び出すという異例の事態に戦々恐々とする一夫に、乃木はある指示を出す。
争いを収めるための手段として300年前から続く代表闘技者同士の戦い、拳願仕合の選手の世話役を命じたのである。
〈拳願仕合の世界へ [ケンガンアシュラ 1巻](c)小学館/だろめおん・サンドロビッチ ヤバ子〉
しかもその世話の相手は王馬であり、路地裏でボコボコにした闘技者の駒田(仁王の巨漢)の代わりに乃木グループの代表討議者として出場することとなったのである。
王馬の元に迫る刺客
長男の健蔵は長らく引きこもり、次男の康男は高校を中退して半グレ、妻は家出と悩み多き人生を歩みながら王馬の世話をすることとなった一夫。
廃墟に住みついた王馬のもとを訪ねると、そこに刺客が2人現れた。
そのうちの1人は最近頭角を現しだしたキックボクサー、イワン・カラエフ。
〈王馬を襲う刺客 [ケンガンアシュラ 1巻](c)小学館/だろめおん・サンドロビッチ ヤバ子〉
しかし王馬はイワンを一瞬で倒し、もう1人と対峙する。
相手は今度の拳願仕合で対戦する理人。
〈理人登場 [ケンガンアシュラ 1巻](c)小学館/だろめおん・サンドロビッチ ヤバ子〉
対面を果たした2人が6日後、本番で決闘を迎える。
王馬vs理人 拳願仕合デビュー戦
拳願仕合の当日。
新たに建設される高層ビルの建設施工の権利を巡って乃木と犬猿の仲である義武不動産社長、義武の舌戦にも熱が入る。
両者の代理である王馬と理人。
〈王馬のデビュー戦 [ケンガンアシュラ 1巻](c)小学館/だろめおん・サンドロビッチ ヤバ子〉
拳願会の会員たちも集まり大金を賭けに投じる中、2人の対決が始まる。
打撃では王馬に分があると思われたが、理人も得意の指のピンチ力で相手の肉をそぎ落とす技”レイザーズエッジ”で王馬にダメージを与える。
〈理人の攻撃で出血 [ケンガンアシュラ 1巻](c)小学館/だろめおん・サンドロビッチ ヤバ子〉
理人のカミソリのような攻撃で王馬の出血が増えていくが、すぐに王馬も対応策を見抜いた。
理人の指を封じ、王馬の反撃が始まる―。
〈王馬が反撃へ [ケンガンアシュラ 1巻](c)小学館/だろめおん・サンドロビッチ ヤバ子〉
【1巻のまとめ】
裏路地でのバトルを偶然目撃したことから冴えないサラリーマンの山下一夫の人生が一変する。
争いを収めるための手段として300年前から続く代表闘技者同士の戦い、拳願仕合の新しい闘技者である十鬼蛇王馬の世話役を命じられ、王馬と行動を共にすることに。
そして高層ビルの建設施工の権利を巡り、王馬の拳願仕合デビューの時が来た。
相手は理人、その必殺技は指のピンチ力を武器に相手の肉を削ぎ落す”レイザーズエッジ”。
肉を削がれ徐々にダメージが蓄積する王馬だったが、早くもその打開策を見抜き反撃に出るのだった―。
次巻へ続きます。
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