昆虫災害、再び。舞台は前作『インセクツ』から3年後の横浜です。
前回の災害を生き残っていた昆虫がさらに進化して街を襲います。対する人類も武器を進化させており、高性能無人戦闘機や超強力爆弾で対抗します。
画力も前作より上がっており、昆虫の気持ち悪さはそのままに読みやすくなりました。
森宮辰彦や自衛隊員の桐谷など、前作のキャラの活躍も光ります。
昆虫が嫌いな人はご注意ください。
登場人物紹介
«主人公たち»
永岡麻実…高校2年生。
野崎登…麻実と同じ映画研究部、ちょっと根暗のイケメン。自衛隊員だった父は前回の昆虫災害で救護活動中に死亡。麻実のことが好き。
鴨志田美代…眼鏡のサブカル系女子。
柳晋二…爽やかで人当たりのいいリーダー格。美代のことが好き。
椿良子…占い好きのお嬢様。
須山学…インテリ。ロボットが好き。良子のことが好き。
豊島直也…ヤンキー系。筋肉バカ。
江口賢一郎…デブオタク。カメラが趣味。
«外部の有識者たち»
日暮重則…昆虫の脳研究の科学者。前回の昆虫災害で娘を亡くす。
牧野清七…昆虫写真家。
森宮辰彦…テルバイド化学の元研究員。前回の昆虫災害では元凶となったウイルスの開発に間接的に関与。
«自衛隊員»
桐谷…前回の昆虫災害を生き延び、曹長に昇進。小隊を指揮して救助に当たる。
園部…桐谷率いる小隊の一員。入隊して間もなく、経験は浅い。
岩見…桐谷率いる小隊の一員。正義感は薄く、自分のことを最優先で考える傾向がある。
大沢…桐谷率いる小隊の一員。
西田…桐谷率いる小隊の一員。
各巻のあらすじ