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前巻はこちら関東大会が開幕!寧々をも圧倒した凄腕の武士、そしてやす子が引きずる過去とは『あさひなぐ』22巻【ネタバレ注意】
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23巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
旭vs河丸
試合開始早々に一本を許しながらも、必死に河丸に食らいついていく旭。
二本目を許さず試合終盤には河丸にぜん息の症状が現れはじめる。
幼いころからぜん息に苦しんできた河丸は、何となく通いはじめた薙刀道場で恩師であるキクに出会い、「強ければ強いほど早く終わる。始まって5秒で勝てる、侍のような選手になるんでしょうね」という言葉に支えられてここまで強くなった。
キクがこの世を去ってからもその言葉を胸に、強い侍を目指してたった1人で研ぎ澄まし続けてきたのである。
試合時間は残り10秒、再び脇構えで勝負に出る河丸に対して旭も上段構えで応じる。
残り1秒で河丸が二本目を奪い、旭は完敗。
実力の差に圧倒される旭をよそに、河丸はぜん息のためその後の試合を棄権した。
試合後、河丸はぜん息に気付きながらも最後まで全力で勝負してくれたことに感謝しつつ、自分は旭のように仲間と共に全力で稽古できないが、一生自分を研ぎ澄ます薙刀を続ける意思を口にする。
インターハイも予選で体調不良を抱えていた河丸は不参加、それでも薙刀が好きならまたどこかで必ず会えると再戦を誓い合うのであった。
団体戦は國陵が優勝
國陵が団体戦決勝へ勝ち進み、勝っても負けても寒河江たち3年にとっては最後の試合となる。
これまでの全てを出して戦う団体戦、寒河江は引き分けに終わり、大将の寧々に勝負は託された。
寧々が二本勝ちを収めて國陵が団体戦優勝を飾る。
寒河江は最後まで寧々におんぶに抱っこだった展開を笑いつつ、引退する寂しさが込み上げると涙が溢れるのだった。
男子のオープン種目
オープン種目である男子の大会が始まる。
優勝旗もトロフィーもないが、男子にとってはインターハイと同じくらい大事な勝負の機会。
5年振りの公式戦に身体が震える夏之だが、旭に胸を張れる自分であるために勇気を出してコートへ。
コートのなかにはかつて自分が怖れた劣等感や無力感もないもなく、夏之は初心者を相手に連勝。
準決勝では兄弟子の乃木と対決することとなる。
格上の乃木に敗れてしまうものの、自分を出しきった夏之は満足したのだった。
関東大会の表彰式
関東大会の結果、女子個人戦は旭がベスト8、団体戦は國陵が優勝。
男子では乃木が優勝し、夏之は3位。
運営側のサプライズで男子にも賞状とトロフィーが用意され、乃木はこれまでの自分の頑張りが形として報われたことに感極まってトイレで号泣する。
夏之は優勝して旭に告白する誓いは果たせなかったが、そのことを忘れるほど試合で薙刀に熱中していた自分に気付き、今は薙刀に集中することを決意。
他方、夏之の気持ちを知りながら大会で夏之の勇姿を見届けた旭は、自分も夏之が好きだとハッキリと意識するのであった。
やす子の再任を信じて
後輩の山吹に無理を強いて現役引退に追い込んだ負い目を感じているやす子は、「一度勝利から逃げた自分は勝負の世界には戻れない」と、二ツ坂の指導に戻らない考えを明かす。
指導者不在のなかいつもどおり自分たちで稽古をするが、真春は突然膝が抜けるような感覚に襲われ、誰もそれをフォローしてやれず不安が残る。
さらにインターハイ前の合宿や選手・監督の登録の締切が近づいていた。
仕方なく小林先生の名前を用紙に書こうとするも、誰も小林先生の下の名前を知らない。
思い立った旭は、祈りを込めて監督の欄に勝手にやす子の名前を書くのであった。
【23巻のまとめ】
旭は河丸に完敗を喫するも、2人はいずれまたどこかで会おうと再戦を誓う。
団体戦は國陵が優勝を果たし、寒河江たち3年は最後の大会で有終の美を飾った。
オープン種目の男子の大会では夏之が5年ぶりの大会で3位に入賞。
兄弟子である乃木に敗れ優勝と旭への告白は叶わなかったが、夏之には薙刀への熱意が蘇り、その勇姿を見ていた旭も夏之をハッキリと意識するようになった。
次の目標はいよいよインターハイ、しかし二ツ坂は指導者が不在で不安が残る。
旭たちはやす子の再任を信じて待つのであった。
次巻へ続きます。
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