青年漫画

日高と藤村、両エースの投手戦で緊迫した試合展開のまま終盤へ『ラストイニング』42巻【ネタバレ注意】

 

~前巻までのあらすじ~

弱小と化した彩珠学院の野球部を再建するため、狭山校長は13年前に審判を殴ってから今はインチキセールスマンとして転落人生を歩む元教え子の鳩ヶ谷圭輔に白羽の矢を立てた。

彩珠学院の経営監査を任せられている美里ゆり子が不良債権である野球部の廃部を主張するなか、狭山は理事長に掛け合って「来年の夏までに甲子園に出場できれば野球部の存続を認める」という約束を取り付け、鳩ヶ谷は監督としてチームを指揮することに。

さらに偶然草野球で特大ホームランを放った少年・剛士を借金まみれでどうしようもない実父から引き離し、OB会長の大宮と養子縁組することで彩珠学院野球部に転入させることに成功し、独自のやり方でチームを鍛えていく。

フリーライターの蕨やスポーツ用品メーカー営業の夏子らの協力を得つつ沖縄合宿を経てチームは力をつけていき、さらにヒョロヒョロではあるが変則左投の助っ人投手・スティーブをチームに迎えた彩珠学院。

春の大会でシード権を獲得し、いよいよ夏の県大会が開幕。

直前でエース日高がフォークの自主練で肘に違和感を抱えるアクシデントに見舞われた彩珠学院だが、快進撃でついに全国から優秀な選手が集まる聖母学苑をも破り、甲子園出場を決めた。

その一方、野球部の経営母体のあやのくにグループには土壌汚染のある土地を売ろうとしていたスキャンダルが発覚し、学校の未来に暗雲が立ち込める。

そして学校の外では彩珠学院の売却先候補が浮上し、このまま売却が成立すれば野球部を含むすべての部活動が廃止となる運命。

野球部存続のために売却を阻止したいゆり子は狭山校長と共に学校の理事長であるあやのくにグループ総帥・彩之小路に甲子園での野球部の活躍から新たな学校の買い取り先を探す策を提示し、学校の未来は野球部に託されることとなった。

本来は甲子園出場を果たしたことでお役御免の鳩ヶ谷だったが、そのまま自分の野球を甲子園で試すために監督続投を決意し、いよいよ甲子園が開幕。

甲子園初戦で地元の大声援を背に堅実なプレーを徹底する湊川商工を下し、2回戦でも劇的な逆転勝利で大豊を破り、帝都第一と興洋にも辛勝してベスト4に進出した彩珠学院。

しかし日高の右腕にはいよいよ限界が近づき、万全とはほど遠い状態で準決勝を迎えることとなる。

相手は大エース藤村擁する大阪の強豪、難波南洋。

初回先頭打者ホームランを含め3点のリードを許した彩珠学院だが、難波南洋の大エース藤村を引きずり出すことに成功。

その立ち上がりを攻めて畳みかけるも反撃は1点差に追い詰めたところで止まってしまった。

日高にもコントロールが利かなくなるなど危険な兆候が見え始める一方、藤村もこの日最速のストレートを計測し試合の流れを渡さない。

試合は投手戦となって膠着する中、日高はどこまで粘ることができるのか―。

 

42巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

日高と藤村、両エースの投手戦

5回裏、1点を追う彩珠学院は藤村のペースを乱そうとするも三者凡退。

6回表、徐々に疲れが見えてきた日高のストレートを狙う難波南洋だが、日高は初心にかえって鳩ヶ谷に教わったフォームに意識を向け、ギアが上がる。

四球を出しながらも難波南洋が仕掛けたランエンドヒットに対し、三振からの盗塁阻止でダブルプレーに仕留めた。

続くバッターも打ち取り、まだまだ粘りを見せる。

6回裏、追いすがる彩珠学院に苛立ちを募らせる藤村もまたギアを上げ、自己最速の157kmを計測するなどしてあっさりと三者凡退に。

試合はいよいよ終盤、あと3回の攻撃チャンスで藤村をどう打ち崩すか、鳩ヶ谷にも焦りが見え始めるのだった。

終盤8回に訪れた大ピンチ

7回表、日高は自分の投げているボールに違和感を抱えているのか、徐々に八潮との息が合わなくなっていく。

何とかこの回も3人で抑えるが、日高の表情に余裕はない。

その裏、味方の攻撃の間ベンチ裏で必死にストレッチを繰り返す日高を剛士が激励し、日高の闘志に再び火がついた。

しかしこの回の彩珠学院の攻撃も無得点に終わり、8回表には連打でノーアウト1,3塁のピンチ。

ここで迎えるのは3番で今日2安打の大熊。

八潮は攻めの配球で狙い通りサードゴロを打たせ、3塁ランナーを釘付けにしながらダブルプレーに仕留めてみせる。

続く4番には手元が狂って死球となり、5番の藤村。

鳩ヶ谷は日高のモチベーションも考慮して藤村との勝負を選択し、ここを抑えて流れを呼び込むことに賭ける。

このままでは負け、打たれても負け、勝つには藤村を完璧に打ち取らなければならない場面、果たして勝負の行方は…。

【42巻のまとめ】

限界が近づきながらも粘りを見せる日高と、自己最速を更新しギアを上げる藤村。

両エースの投手戦によって試合は膠着したまま8回を迎える。

8回表、2アウト1,3塁のピンチを背負った場面で打席には藤村。

勝負から逃げずに完璧に打ち取ることで流れを呼び込みたい彩珠学院、果たして勝負の行方は―。

次巻へ続きます。

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