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前巻はこちら難航する契約更改、ストーブリーグも過熱しメンバーが大きく入れ替わる『グラゼニ』11巻【ネタバレ注意】
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12巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
凡田とユキの関係をかき乱す記者
新しいシーズンが始まり、東スポのプロ野球班であるセキネ女史は普段は文京モップス、モップスが遠征している間はスパイダースの担当に就くこととなった。
昨シーズンブレイクした丸金にグルメコーナーの取材を断られてしまったセキネは、凡田に取材することに。
そして凡田はキッチン味平にセキネを連れていき、ユキの作った料理をレポしてもらうこととなった。
もともとモップスファンで昨シーズンは終盤に立ちはだかった凡田を恨んでいたセキネは、凡田とユキの様子を見て記者魂がうずき、カップルと揶揄して少し意地悪をする。
恋仲であることを必死に否定する凡田とユキだが、今後2人の関係はどう進展していくのか―。
ライバルの松浪が覚醒し守護神の座に就く
カーナビーツを解雇されスパイダースに拾われた中継ぎ投手の松浪は2軍からのスタートとなった。
3人の子供たちのためにも頑張りたいパパだが、チームは凡田と瀬川の勝ちパターンが上手く機能してモップスと同率首位であり、松浪は2軍でピリッとしない投球が続きなかなか昇格の目が見えない。
それでも監督は1軍の勝負の場で松浪を試す決定を下し、松浪が1軍へ。
初めは敗戦処理の場面でマウンドに登りさらに2失点してしまうが、田辺監督のアドバイスで投球フォームを変え、新変化球のスクリューを習得したことで風向きが変わった。
そして延長12回、凡田と瀬川を使い切ってしまうと田辺監督は大事な最終回に松浪をマウンドに送る。
松浪がピシャリと3人で抑え、その裏に丸金がサヨナラホームランを放ったことで松浪が移籍後初勝利を飾った。
この日を境にして松浪の登板は増え、勝ち試合も任されるようになる。
そして守護神の瀬川が骨折で戦線離脱すると、暫定で守護神の座に就くことに。
どんなポジションであっても松浪は家族のために全力を尽くす決意を固めているのであった。
親友を側近に置いた北王子
ワイルドワンズの新監督となった北王子は、大学時代からの親友である石塚をチームスタッフ兼監督専属広報兼マネージャーとして側に置くことに。
プロ野球選手としての実績がほとんどないものの、石塚が持つ「物事を見通す目」を信頼して北王子がねじ込んだ形。
実際に石塚のアドバイスは的確であり、スパイダースから移籍した渋谷も先発で勝ち星を重ねていく。
しかし石塚が影のヘッドコーチになりつつあると、今度は意見を無視された1軍のコーチ陣と北王子との空気が険悪になり始めていた。
とはいえ、2年連続最下位から現在は3位と好調なワイルドワンズ。
今シーズンは始まったばかりなのであった。
打線好調なスパイダース
メジャーから帰ってスパイダースに入団した曾我部は、センターのレギュラーだったティーブの負傷離脱によりセンターに定着。
ライトには打撃好調の樹、そしてレフトには背番号3を曾我部に譲りプレッシャーから解放された大野と、3人でチームを引っ張っている。
曾我部はメジャー経験者であることにあぐらをかくどころか、いい成績を残すために練習から全力で取り組んでいる。
そんな曾我部を尊敬し追いかけまわす大野と、さらにそんな2人を悠々と越えて打撃絶好調の丸金。
重厚なスパイダース打線がチームを牽引しているのであった。
ナッツ(高校生)編⑨
夏の山梨大会決勝で敗れ、夏休みから新チームが始動。
凡田は新チームのキャプテンに指名され、肉体強化に取り組みつつ周りの部員たちにも厳しい練習を課すことに。
次は秋の大会が迫るが、凡田は左肩の怪我が悪化した決勝以降は一度もピッチング練習をしておらず、エースから外れることは確実。
監督は1年生の持田をエースとして回すことを考えているのであった。
【12巻のまとめ】
新シーズンが始まり、ユキと急接近していた凡田の調子は絶好調。
ライバルの松浪もフォーム改造と新しい変化球を武器に復活し、チームの守護神の座に就く。
打撃陣も丸金、曾我部、大野、樹と重厚な打線がチームを牽引し、シーズン序盤は同率ながらも首位と幸先のいいスタートを切るのであった。
次巻へ続きます。
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