英国特務機関「HELLSING」は吸血鬼アーカードを有し、人を襲う吸血鬼を殲滅する。
新たに吸血鬼となり「HELLSING」に加入したセラスは、吸血鬼や対立するヴァチカンの特務機関「イスカリオテ」との戦いを経て、吸血鬼の力に目覚めていく。
円卓会議を強襲した吸血鬼の兄弟によって「HELLSING」は大ダメージを受けた。
彼らによってもたらされた手がかりをもとに「HELLSING」は黒幕の正体へ迫っていく。
3巻のあらすじを振り返ってみましょう。
作戦会議
「HELLSING」は「イスカリオテ」からの情報をもとに、アーカードとセラスそして傭兵たちを南米に派遣する準備を進めていた。
ウォルターはアーカードと昔話をしながら、作戦について話し合う。
「ヘルシング」3巻©少年画報社/平野耕太
セラスは傭兵たちの訓練を担当するが、うまくいかない。
ウォルターはアーカードに、なぜセラスを吸血鬼にしたのか尋ねる。
アーカードはセラス自身が選んだことだと言い、彼女を「見かけ以上におもしろい女」と評した。
そして頑なに血を飲まないセラスも、必ず血を飲むことになると予言する。
闘争の契約
日光を克服しているアーカードは飛行機で、下位の吸血鬼であるセラスは棺桶に入り武器類とともに密輸船で、それぞれブラジルに渡った。
彼らの到着はミレニアムの見張りによってすぐ報告され、滞在先のホテルは警察と軍隊に包囲され、戦闘が始まった。
「ヘルシング」3巻©少年画報社/平野耕太
情報操作によってアーカードとセラスは「凶悪なテロリスト」とされ、その様子は英国やイタリアにも報道されていた。
何も知らず突入してきた人間たちを瞬殺したアーカードにセラスは戸惑う。
アーカードはセラスに「戦う意思と武器をもって自分の前に立つなら、人間も化物も同じ」と説くが、それでも彼女は受け入れられない。
そんなセラスを見て何かに納得したアーカードは、セラスに付いてくるよう促した。
インテグラの覚悟
アーカードは状況を報告し、これから始まる闘争に向けてインテグラの覚悟を問う。
インテグラは強い決意をもって「見敵必殺」の命令続行を指示した。
「ヘルシング」3巻©少年画報社/平野耕太
彼女の返答に満足したアーカードはセラスに脱出を指示し、自分は敵を殲滅しながらホテルの正面玄関へ向かう。
ホテルの外にはマスコミが陣取っていたが、アーカードはそれを利用して大々的に敵を挑発した。
その様子を見た「ミレニアム」の少佐は「また戦争が始まる」と喜びを隠しきれない。
アルハンブラ登場
ホテル正面では「ミレニアム」から派遣された「伊達男」ことアルハンブラがアーカードを待ち構えていた。
膨大な枚数のトランプを武器にアーカードと渡り合うアルハンブラ。
「ヘルシング」3巻©少年画報社/平野耕太
アーカードは「HELLSING」がかつて潰したはずの組織が生き残り、再び戦争を始めようとしていることを理解する。
一方「HELLSING」の傭兵たちは、人知を超えた2人の戦いに巻き込まれパニックになっている軍隊に潜入し、これを壊滅させるのだった。
【3巻のまとめ】
アーカードたちは「ミレニアム」を追いブラジルに渡る。
人間の軍隊でさえ瞬殺し、派遣された吸血鬼アルハンブラと対峙するアーカードの姿を見た「ミレニアム」の少佐は、これから始まる戦争に胸躍らせていた。
次巻へ続きます。
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