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救助ヘリが目の前で墜落、下山ルートの先には雷雲『モンキーピーク』7巻【ネタバレ注意】

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日本文芸社/ 志名坂高次, 粂田晃宏
~前巻までのあらすじ~

薬害事件を起こし、新社長のもと結束を高めるために登山レクリエーションに来ていた新入社員の早乙女をはじめとする藤谷製薬の社員たち40名。

しかし初日の夜からナタを持った大猿の襲撃により次々と社員が殺されていく。

山の険しさと共に増していく疲労と、追い詰められる精神。

社内に裏切り者がいる可能性が浮き彫りになり、徐々に分裂していく生存者たち。

安斎が独裁しようとし、早乙女の親友である宮田らが反発。

他方、自分が助かることだけを考えている飯塚は藤柴と佐藤を言いなりにして同盟を結ぶ。

猿とは別で個人的な恨みから辻を殺した氷室は追放され、貴重な飲料を盗もうとした田中も非難を浴びた。

登山家の八木兄妹と偶然の出会いを果たすが、八木妹も魔猿の襲撃で命を落としてしまった。

復讐に燃える八木兄に先導され生存者たちは山小屋にたどり着くが、3匹の魔猿と日本刀の男も生存者たちを追ってきていた。

日本刀の男との話し合いを試みる早乙女と林田が、交渉する余地はない。

逆に夜の襲撃を予告され、「2人だけ逃がしてやる」というメッセージを受け取ると田中が我先に逃げ出す。

残された9人は安斎が裏切り者である可能性を疑い、山小屋から締めだした。

その夜、予告通りに猿たちが襲撃してくる。

佐藤が小屋に放ってしまった炎と猿たちの徹底包囲により全滅の危機に追い込まれるが、遠野の決死の自爆攻撃で窮地を脱するのだった。

 

7巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

藤柴のリュックから飲料が見つかる

遠野が死に、山小屋が激しく燃え盛る。

しかし魔猿の死体は確認できずじまい。

燃え残った装備を整え、八木は早乙女の傷に応急処置を施す。

そして同じく燃え残った藤柴のリュックから炭酸飲料が見つかった

〈藤柴のリュックから飲料が [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

救助ヘリも魔猿によって落とされる

夜が明け、早速救助ヘリが飛んできたが喜ぶのも束の間。

魔猿が投石武器を使ってヘリを攻撃しはじめたのである。

プロペラに武器が絡まり、そのまま救助ヘリは生存者たちの目の前で墜落

〈救助ヘリが墜落 [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

希望はあっさりと砕けてしまうのだった。

救助を待つよりも強行突破

バイオトイレの中に身を隠していた飯塚と藤柴が姿を現すと、ジュースを盗んでいた藤柴を安斎が厳しく責める。

飯塚も藤柴を裏切って擁護せず険悪な空気になるが、林の進言で犯人捜しよりもこれからの行動に話題が移り、事なきを得る。

八木の推測ではヘリが墜ちたことで本格的に救助隊が来るはずだが、猿がいる限り空からの救助は望めない。

つまりは強行突破して下山するしか手は残されていないのであった。

〈強行突破を決断 [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

救助隊を斬殺する魔猿と日本刀の男

救助隊が来ているはず、そして魔猿たちも生存者たちの反抗を恐れているはず。

そう奮い立たせて下山を目指すが、その頃山中では救助隊が魔猿と日本刀の男に次々と襲われていた。

〈襲われる救助隊 [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

日本刀の男は後続で来るであろう救助隊に向けて手紙とビデオを残す。

手紙には

「これより先、入山禁止。こちらには人質がいる。入ったら殺す。みんな殺す。映像見ろ」

と記され、ビデオには一足先に逃げ出したものの拘束された田中が警告メッセージを残しているのだった。

〈魔猿からのメッセージ [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

田中も殺されるが、氷室と再び合流

山小屋を出発し下山を目指す早乙女たち。

母子家庭の林は寝たきりの弟のことをとても心配している様子である。

日本刀の男と魔猿と交渉しようとした場所に着くと、付近の岩の裏には田中の死体があった。

〈逃げた田中も殺されていた [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

やはり、見逃してくれるはずなどなかったのである。

尾根伝いに移動し、体力の消耗を考慮して少し遠回りだが緩やかな道を選んで進む一行。

進む先は岩砕山と同じ方向にある二ノ峰。

と、後ろから追放されたはずの氷室がフラフラになりながら追いついてきた。

氷室によれば、「自分の進む先に魔猿と日本刀の男が立ちはだかり、殺さずに追い払われたために引き返してきた」というのである。

〈追放した氷室と再び合流 [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

安斎の命令により、信用ならない氷室を先頭に立たせて進むこととなった。

雷雨に襲われる生存者たち

順調に歩みを進める一行だが、八木の悪い予感が的中する。

天候が崩れ、あっという間に激しい雨と雷に襲われる一行。

〈雷雲に襲われる [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

八木の指示でなるべく身をかがめて雷を避けようとするが、すぐ近くに落ちる雷の恐怖が襲う。

なんとか雷雨が収まりかけたとき、恐怖に耐え切れず走り出した藤柴に雷が直撃した。

〈藤柴が雷に打たれる [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

必死に心臓マッサージと人工呼吸を施し、奇跡的に一命をとりとめる藤柴。

藤柴の死を覚悟していた飯塚は、自分が生き残るためにまだ藤柴が利用できることを内心喜んでいた。

犠牲者なく雷雨を乗り越えたとはいえ、雨具を持っていた八木以外は全員ずぶ濡れで低体温症に陥る危険がある。

八木の持っていた乾いたウェア1着を巡り希望した飯塚・藤柴・氷室で公正なじゃんけんが行われ、まだ体力に余裕のある飯塚がウェアを獲得する。

〈飯塚が乾いたウェアを獲得 [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

限界の近い藤柴は飯塚に隙を見てウェアを交換してもらえないか頼り、一方の氷室は八木の持つ雨具を内心狙うのだった。

追いつかれる前に下山できるか

道中で1番の難所である「角」にたどり着いた一行。

崖のような急斜面の岩場を登れば、あとは下りが待っている。

体力が限界の藤柴を八木が、佐藤を早乙女がロープで背負い先を目指す一行。

無事に登り切り、目の前に岩砕山の景色が広がる。

目指すはその脇の下りルート。

しかし背後からは魔猿が一行を追ってきており、下山するのが先か追いつかれるのが先か、命を懸けた勝負がこれから始まるのだった。

〈背後から魔猿が追ってくる [モンキーピーク 7巻](c)日本文芸社/志名坂高次・粂田晃宏〉

【7巻のまとめ】

襲撃を乗り切り朝を迎えるが、魔猿たちによって救助ヘリは撃墜され、また救助隊も次々と襲われていた。

救助を待つよりも強行突破による下山を選択した早乙女たちは、追放したはずの氷室と再び再会する。

途中で激しい雷雨に襲われ、服が濡れたことで体温も奪われていく。

満身創痍のなか難所を越えて下山ルートに入るが、その後ろには魔猿たちの影が近づいているのだった。

次巻へ続きます。

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