小学6年生の千早は福井からの転校生・新との出会いをきっかけに新の特技である競技かるたに夢中になる。
千早の幼馴染である太一も加わり、仲良し3人組でかるたをするうちに千早はずば抜けた才能の片鱗を見せるようになるが、小学校の卒業が近づくと太一は進学、また新たも祖父が倒れたため東京を離れることが決まってしまう。
卒業と共に離れ離れになる寂しさを抱えながらも、3人は最後の大会の団体戦にチーム「ちはやふる」を結成して挑むのだった。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
再会を約束して卒業
勝つために集中し流れを引き寄せ始める千早たちだったが、地力に勝る相手を上回ることができず、団体戦でほろ苦い敗北。
悔しさと、3人でのかるたが終わってしまう悲しさから涙する千早。
そして卒業を迎え、別れ際に泣く新に千早と太一は「競技かるたを続けてさえいればいつかまた逢える」と再会を約束するのだった。
高校へ進学、しかし新はかるたを辞めていて…?
モデルの姉にも劣らない美少女に成長した千早は、瑞沢高校に進学。
中学ではかるた友達はできなかったが、高校では中学進学を機に別れていた太一と再会する。
相変わらずかるたにハマり、新との再会の約束を守ろうとする千早は、競技かるた部の設立を目指して当初は乗り気でなかった太一まで巻き込む。
だがその新とは1年以上連絡が取れなくなっていた。
宣言通りA級に昇格した千早は新に久々に電話をかけて報告するが、新は「悪いけど電話とかせんといて。かるたとか、もうやってないから」とだけ言って冷たく電話を切ってしまう。
新の変わりように戸惑いながら、千早は居ても立っても居られず新の実家のある福井を訪ねることにするのであった。
新との再会を信じ、千早と太一はかるた部を創設
太一と共に福井に向かった千早は、無事に新と再会し、新がかるたを辞めた理由を知ることとなる。
新は大好きだった祖父の始の介護を手伝っていたが、ある日新がA級昇格をかけたかるた大会に出場し家を留守にしている間に始は発作を起こして亡くなってしまった。
その後悔を引きずりかるたから離れていたが、それでも、千早と太一は新がかるたを嫌いになったわけで無いと悟り、2人は新を競技かるた界に呼び戻すため、強くなって新と再会する事を誓う。
こうして2人の目標は日本一のかるた部を作って新が戻って来るのを待つことに。
そして千早と太一は、古典オタクで呉服屋の娘・大江奏を弓道部から引き抜き、またかるた経験者である西田優征も見つけてかるた部に引き入れるのであった。
【2巻のまとめ】
団体戦では惜しくも敗退してしまい、悔しさと別れの切なさを噛みしめつつ再会を誓って小学校を卒業。
時は流れ、千早は太一と同じ高校に進学を果たすが、福井にいる新はA級昇格をかけた大会に出場した結果、その留守の間に祖父が亡くなってしまったという後悔からかるたから距離を置いてしまっていた。
新が競技かるた界に戻ってくることを信じる千早と太一は高校で日本一のかるた部を創ることを目標に、古典オタクで呉服屋の娘・大江奏を弓道部から引き抜き、またかるた経験者である西田優征も見つけてかるた部に引き入れるのであった。
次巻へ続きます。
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