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前巻はこちら手に汗握る9回の攻防、痛恨のホームランを浴び試合は延長へ『ラストイニング』27巻【ネタバレ注意】
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28巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
蓮沼が奇跡的な追加点を挙げる
仕切り直しとなり、10回表。
明石の状態を確認したい佐倉は、守備固めから途中出場しているファーストの行田の打席にスライダーを投げさせる。
休息を挟んで明石も完璧な投球で応え、続く滑川も三振。
2アウトから上福岡がラッキーな内野安打で出塁し、バッターは8番の蓮沼。
あまりバッティングには期待できないところだが、鳩ヶ谷は攻めの姿勢を貫くことを決める。
意を決して蓮沼がインコースに来たスライダーを振り抜くと、打球はぐんぐん伸びてセンターを越える大飛球に。
センターオーバーのツーベースで再びさいがくが1点をリードした。(10回表 彩4-3聖)
明石はもうほとんど手に握力が残っておらず、指先の感覚もなくすっぽ抜けたスライダーを痛打されたかたち。
聖母学苑は明石に代えて日向をマウンドに送り、きっちり三振を取って10回裏へ。
試合は総力戦の様相を呈するのだった。
10回裏 聖母学苑の猛攻を凌げるか
なりふり構わず代打攻勢に出る聖母学苑。
日高は先頭打者の熊野を粘られながらも内野ゴロに仕留めるが、続く室戸にはストレートを狙われてクリーンヒットを許す。
そのまま代走に足のスペシャリスト矢作が入り、さらに打席には何でもできる危険な1番バッター新発田。
矢作の盗塁を刺す作戦に出る日高と八潮だが、矢作のモーションに気が散った日高はまさかのボークを取られ、何も無しに進塁を許してしまう。
新発田は敬遠し、1アウト1,2塁。
聖母学苑はここで送りバントの構えを見せ、3塁ランナーを背負いたくない彩珠学院は極端な前進守備を敷く。
2番の藤沢はボールの勢いを殺す完璧なバントをするが、雨で湿気を含んだ土は予想以上にボールを転がさず、八潮がすぐさまサードに投げてランナーをフォースアウトに。
送りバント失敗で2アウトランナー1,2塁。
迎えた番の松山にはストレートを完璧に捉えられ、打球は勢いよくライト前に。
ライトの剛士はライトゴロを狙うが間に合わず、2塁ランナーも打球の勢いが良すぎてホームに突入はできない。
2アウト満塁、この土壇場で4番の豊田を迎える。
ここまで来たらもはや監督にできることはない―。
鳩ヶ谷は日高と八潮に全てを託すのであった。
【28巻のまとめ】
10回表、蓮沼が明石の抜けたスライダーを捉えて貴重な追加点を挙げることに成功する。
調子を取り戻したかと思われた明石だが、既に握力がほとんど残っておらず限界を越えていた。
その裏、代打攻勢で猛攻を仕掛ける聖母学苑。
2アウト満塁の土壇場で4番の豊田を迎えた彩珠学院、鳩ヶ谷は日高と八潮に全てを託すのであった。
次巻へ続きます。
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