英国特務機関「HELLSING」は吸血鬼アーカードを有し、人を襲う吸血鬼を殲滅する。
新たに吸血鬼となり「HELLSING」に加入したセラスは、吸血鬼や対立するヴァチカンの特務機関「イスカリオテ」との戦いを経て、吸血鬼の力に目覚めていく。
円卓会議を強襲した吸血鬼の兄弟によって「HELLSING」は大ダメージを受けた。
彼らによってもたらされた手がかりをもとに「HELLSING」は黒幕の正体へ迫っていく。
アーカードたちは「ミレニアム」を追いブラジルに渡る。
人間の軍隊でさえ瞬殺し、派遣された吸血鬼アルハンブラと対峙するアーカードの姿を見た「ミレニアム」の少佐は、これから始まる戦争に胸躍らせていた。
「ミレニアム」は不死者の軍隊を作り上げ、英国への進軍を始めた。
宣戦布告を受けた英国と「HELLSING」だけでなく、ヴァチカンも彼らを迎え撃つため戦力を集め始める。
「ミレニアム」に奪われた空母を制圧するため、インテグラはアーカードを送り込む。
しかしアーカードがいなくなったロンドンは「ミレニアム」に進軍され、ついに戦争が始まった。
ロンドンではインテグラと「イスカリオテ」が一時休戦し、屋敷へと向かう。
一方セラスと傭兵たちは攻め込んでくるゾーリンたちから屋敷を守るため戦っていた。
7巻のあらすじを振り返ってみましょう。
籠城戦
ベルナドットは屋敷内に分散していた部下たちを円卓室に集め、バリケードを築いて籠城する。
しかしゾーリンたちの猛攻を受け、ついにバリケードが破られる。
傭兵たちにとどめを刺そうとするゾーリンたちだったが、駆けつけたセラスに阻止された。
そしてセラスとゾーリンの1対1の戦いが始まる。
「ヘルシング」7巻©少年画報社/平野耕太
セラス対ゾーリン
ゾーリンの幻術により、セラスは幼い頃の記憶を見せられていた。
彼女の両親はセラスの目の前で殺され、母は死体を蹂躙された。
つらい過去を見せられ硬直しているセラスに、ゾーリンは容赦なく攻撃する。
「ヘルシング」7巻©少年画報社/平野耕太
セラスはとどめを刺されそうになるが、ゾーリンに不意打ちを仕掛けた傭兵たちによって救出された。
ベルナドットがボロボロのセラスを担いで逃げようとするが、背後から攻撃を受ける。
セラスを仲間のところに送り届けたベルナドットは、一緒に敵を倒すため自分を食べるようセラスを促し、笑いながら倒れた。
「ヘルシング」7巻©少年画報社/平野耕太
セラス覚醒
ベルナドットを失った傭兵たちをゾーリンたちが追撃する。
今まで血を口にすることを拒否していたセラスだったが、ベルナドットを侮辱されゾーリンへの憎しみが最高潮に達したことで覚悟を決める。
「ヘルシング」7巻©少年画報社/平野耕太
ベルナドットの血を飲んだセラスは本物の吸血鬼として覚醒、ゾーリンの幻術を破り、部下の吸血鬼たちを一掃した。
セラスに追いつめられるゾーリンは再びセラスの深層心理へ入り込もうとする。
しかしベルナドットを吸血したことでセラスの心にはベルナドットも混ざりこんでおり、ゾーリンを混乱させた。
「ヘルシング」7巻©少年画報社/平野耕太
その隙にセラスはゾーリンを倒し、ロンドンへ向かおうとする。
セラスの中にベルナドットの存在を感じ取った傭兵たちは、彼女を敬礼で送り出した。
アーカードの帰還
地獄と化したロンドン上空では、少佐が悦に入っている。
そこへマクスウェル率いるヴァチカンの軍隊が到着した。
彼らは「ミレニアム」も「何も知らない市民」も関係なく攻撃を仕掛ける。
「ヘルシング」7巻©少年画報社/平野耕太
マクスウェルが権力に酔っていることが気に入らないアンデルセンは、マクスウェルの命令を無視する。
そこにベルナドットを吸血し本当の吸血鬼となったセラスが駆けつける。
三者がにらみ合う中、アーカードが乗った空母がついにロンドンへやってきた。
「ヘルシング」7巻©少年画報社/平野耕太
【7巻のまとめ】
ベルナドットはセラスを守って死んだ。
彼の血を吸って本当の吸血鬼となったセラスはゾーリンを倒した。
そして「ミレニアム」「イスカリオテ」「HELLSING」すべての勢力が揃ったロンドンにアーカードが帰ってくる。
次巻へ続きます。
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