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完膚なきまでにバガブーズを叩き潰す『ONE OUTS』6巻【ネタバレ注意】

 

~前巻までのあらすじ~

リカオンズ悲願の優勝を目指す”悲運の天才打者”児島は、ミニキャンプに来た沖縄で1打席勝負の賭け野球「ワンナウト」で無敗を誇る天才勝負師・渡久地東亜と出会う。

速球も変化球もないが並外れた度胸、洞察力と読心術で相手打者を翻弄する渡久地を児島は勝負への執念で破り、渡久地は児島に従って「リカオンズを優勝させる」という目的のもと入団することとなった。

球団経営を銭勘定でしか考えないリカオンズオーナーの彩川と「1アウトで+500万円、1失点でー5000万円」という完全出来高制の年俸契約(通称:ワンナウツ契約)を結び、渡久地のプロ野球選手としてのシーズンが始まる。

既に球団売却を水面下で進める彩川オーナーはワンナウツ契約に具体的な条件をつけ有利に進めようとするが、渡久地は相手打者や彩川オーナーを手玉に取り荒稼ぎをしていく。

渡久地はパ・リーグの最強王者マリナーズとの3連戦に全試合先発させられながらも見事に大幅な収支黒字で切り抜け、迎えるは智将・城丘率いるバガブーズとの3連戦。

ワンナウツ契約で煮え湯を飲まされ続けている彩川オーナーは、渡久地はを一塁手として出場させ、ピンチの時だけ登板させる作戦に出た。

相手のバガブーズも理論上ホームスチール成功率100%の最速男、ジョンソンを投入し確実に1点を狙ってくる。

セーフティバントで出塁し、二盗、三盗、そしてスクイズかホームスチールで1点が確実視されるジョンソン。

渡久地は一度はホームスチールを許してしまうも、次々と弱点と対応策を繰り出していく。

しかし同じ策は二度と通用しない相手。

2試合はなんとか凌いだものの、バガブーズとの本当の戦いは第3戦にやってくるのだった。

 

6巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

ジョンソンに賭けるバガブーズ

バガブーズとの第3戦。

今度はジョンソンが1番レフトでスタメン出場し、さらに6番まで左打者をズラリと並べてきた。

〈左打者を並べるバガブーズ[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

ジョンソンがセーフティバントで出塁し三塁まで盗塁を重ねるのはもはや止められず、左打者であればスクイズかホームスチールで1点はほぼ確実に取れる。(左打者のアウトコースであればスクイズされ、打者の背面に外せばジョンソンへのタッチが間に合わない)

オーナーは試合前からその作戦に気づき、今日もワンナウツ契約のレートは20倍。

しかしノーアウト3塁でマウンドに立った渡久地にはまだ策があった。

盗塁の間に2ストライクと追い込まれた打者に「1球勝負なら打者も走者も確実にアウトにする」と揺さぶりをかける。

〈渡久地の宣言[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

そして必死に考えを巡らせる打者の裏をかくようにド真ん中にストレート。

バットが届くかどうかギリギリのアウトコースにヤマを張っていた打者はバランスを崩してバントに失敗し、ポップフライからのダブルプレー。

ここも渡久地に軍配が上がるのだった。

〈宣言通りのダブルプレー[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

状況をコントロールする渡久地

渡久地がいかに奇策を練ろうと、根本的にジョンソンの足そのものを止めることはできず、いつかは策が尽きるのではないか―。

何度でもジョンソンの戦法を狙うバガブーズに対し、渡久地は珍しく動揺したのか、ファーストの守備で何でもないエラーを重ねてしまう。

〈エラーを重ねる渡久地[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

しかしジョンソンが3塁に到達したもののツーアウト。

リリーフでマウンドに立った渡久地はバッター勝負に集中し、無得点で凌いだ。

それからも渡久地は何でもない場面でエラーを重ねるが、これも策略のうち。

渡久地はジョンソンが出塁がしても前にランナーがいるなどの状況を意図的に作りだして封じようとする。

〈状況を支配する渡久地[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

ジョンソンがセーフティバントをまた決め、ノーアウト1塁2塁。

ここで城丘はダブルスチールを敢行。

成功すれば儲けもの、先を走る深山が捕殺されてもワンナウト2塁でジョンソンが残るという算段である。

結局ダブルスチールは成功し、ノーアウト2塁3塁の場面で渡久地がリリーフ登板。

バガブーズはまたもダブルスチールで3塁ランナーの深山をホームに突っ込ませる。

対する渡久地は打者にボールを当て、デッドボールであえて満塁にして対抗。

そして外野陣も全員呼び寄せ、9人全員で内野を守る極端なゲッツーシフトを敷く。

〈9人内野守備[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

外野には絶対に飛ばさせない―。

そう宣言してプレッシャーを与え、見事にホームゲッツーを獲った渡久地。

続く打者も斬って取り、ノーアウト満塁のピンチを切り抜けるのだった。

〈狙い通り無失点で切り抜ける[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

両チーム無得点のまま延長戦へ

そして8回のバガブーズの攻撃でも渡久地はあえて同じ状況を作る。

ノーアウト満塁で、打席に立つのは先ほどゲッツーに倒れ委縮している三島。

渡久地は弄ぶようにして今度はサードライナーのゲッツーに仕留め、またもピンチを切り抜けた。

〈またも同じ展開[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

しかし9回裏、バガブーズは先頭打者が3塁打を放ち、サヨナラのチャンス。

ここでまたも渡久地が登板。

敬遠で満塁策を取り、9人内野のシフトに備えるために外野手3人を全員内野のサブ要員に交代。

〈外野手を全員交代[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

そして打者を揺さぶりつつ、嘲笑うかのように三者連続三振に取り、試合は両チーム無得点のまま延長戦へ突入した。

渡久地の独壇場が始まる

延長に入ってからも次々とサヨナラのピンチに見事なリリーフを見せる渡久地。

そしてワンポイントリリーフを繰り返したことで渡久地はオーナーをも追い詰めつつあった。

渡久地がファーストと投手を行き来するたびに選手交代が発生し、ベンチ入りした登録選手が底をついたのである。

〈彩川オーナーの作戦が裏目に[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

ワンナウツ契約で渡久地にアウトを取らせたくないオーナーは、内野手を無理やりマウンドに送るように監督に指示する。

しかし監督は色気を出して試合に勝利するため、渡久地を12回裏のマウンドに送り出した。

〈渡久地が続投[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

ここからは試合が決するまで渡久地の独壇場

ジョンソンの打席も極端な前進守備でセーフティバントを容易く封じ、ジョンソンがバントしかできないことを露呈させる。

これで流れは一気にリカオンズに傾き、延長16回にしてようやく先制

〈リカオンズが先制[ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

その裏、ツーアウトで打席に立つのはジョンソン。

ここで渡久地はわざとデッドボールでジョンソンを出塁させ、わざと3塁にまで盗塁させる余裕を見せる。

今後のペナントレースを考え、ジョンソンのホームスチールを完膚なきまでに潰す―。

宣言通り、渡久地は小細工なしの投球でジョンソンのホームスチールをアウトにしてみせるのだった。

〈ジョンソンのホームスチールを阻止 [ONE OUTS 6巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

【6巻のまとめ】

第3戦もジョンソンに賭けて確実な1点を狙うバガブーズ。

渡久地はジョンソンの前にランナーがいる状況をあえて作るなどして試合をコントロールし、両チーム無得点のまま試合は延長戦へ。

渡久地が一塁とリリーフ登板を繰り返したことでベンチ枠の投手を使い果たしたリカオンズは、12回から渡久地が登板し続けることとなり、独壇場が始まった。

流れは一気にリカオンズに傾き、16回にリカオンズがようやく先制。

そしてその裏、渡久地は「完膚なきまでに叩き潰す」という宣言とおり、今度は正面からジョンソンのホームスチールをアウトに仕留め試合を締めくくるのだった。

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