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前巻はこちら富田流と梶原の因縁、田島が桜井をアンダーグラウンドから引き抜いた真相が明らかに『喧嘩商売』22巻【ネタバレ注意】
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23巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
空気の読めないプロレスラー・反町 隆広
ブラジリアン柔術を相手に連戦連勝を重ねる総合格闘家・反町 隆広。
空気の読めない性格の反町は高校を中退してプロレスラーを目指し、大和プロレスの入門テストを受ける。
そこはただひたすらに根性だけが問われるテストでシゴきを受けるのが通例であったが、反町はシゴき役の先輩レスラー・薩摩をあっという間に絞め落とした。
病院から帰ってきた薩摩を悪びれもせず見下し、キレた薩摩を再び病院送りにし、修行という名目で欧州の武者修行の旅に出された。
反町と同じタイミングで入門した阿南がプロレスラー・カブトとしてスターの階段を駆け上がったが、不幸な事件によって無期懲役となり、プロレスは衰退していってしまう。
反町もまたシナリオが決まったプロレスに嫌気が差し、総合格闘家に転向。
ガチの試合で人気を博す反町にプロレス界の再興を狙うミスタープロレス・生野 勘助が目をつけ、やらせの決闘を持ち掛ける。
しかしシナリオがあることを嫌った反町は勝負を受けず、いつか出所するであろうカブトや行方をくらませた最強の男・山本 陸らとの戦いを目指してひたすら牙を研ぐのであった。
両親と養父のために最強を証明したい川口 夢斗
川口 夢斗は両親が一家心中を図ったところを空手からキックボクシングに転向した川口 拳治に助けられ、それ以来拳治のもとでキックボクシングの技術を叩き込まれてきた。
夢斗の実の父の借金を肩代わりする代わりに夢斗を養子にするという約束で引き取られたが、夢斗は拳治を実のように慕い感謝していた。
拳治のために最強を証明することを誓う夢斗に対し、拳治は夢斗の精神的支柱になるようにと実の両親の居場所を教える。
ずっと会いたかった両親のもとへ向かう夢斗。
しかし両親は健在ではあるものの、自分そっくりな顔をした弟と仲睦まじく幸せに暮らしていた。
自分が姿を現せばその幸せを壊してしまうと考え、遠くから見守るだけでその場を後にする夢斗。
実の両親の幸せを願い、家族と拳治への感謝を闘志に変え、両親がくれた恵まれた身体と拳治がくれた技を武器に、最強を証明して晴れ姿を見せることを決意するのだった。
全力を解禁する大横綱が川口と対戦へ
田島はヘビー級ボクシングのウォーレン・ウォーカーと戦う前(※15巻参照)、5Rで倒すと横綱の金隆山に予告していた。
その予告通りに勝ったことを見届けた金隆山は、田島の誘いを受けて陰陽トーナメントに出ることを決意する。
親方や相撲界への不義理ではあるものの、「自分も全力を解禁して戦ってみたい」という気持ちを貫いた形である。
その気持ちを汲んだ親方が各方面への根回しに奔走し、生涯不敗の大横綱が陰陽トーナメントに出場することとなった。
1回戦第4試合、金隆山は川口 夢斗と激突するのだった。
進藤塾を背負って戻ってきた「喧嘩王」上杉 均
幼少期から最強の男の息子として生きてきた山本 海は、人に頭を下げることが苦手だった。
プライドが高く自分より強いものとは組み手をしようとしないまま父が失踪すると、父についてきていただけの人が離れていったが、それでも海は進藤塾の看板を背負って立ち上がった。
しかし夢斗が進藤塾を挑発、さらに田島から最強トーナメントへの出場の誘いがあり、最強を実証するには逃げられない状況になった。
実力不足を自覚していた海は破門された身である上杉のもとを訪れ、自分の弱さと卑屈さを認めたうえで上杉に代理出場を要請する。
もともと山本 陸が失踪する直前、上杉は進藤塾の分裂を回避するために自ら破門となり海に看板を背負わせており、進藤塾のために仁義を通していた。
あれから青木や橋口たちが海のもとを離れて独立し、弟の空も里見の玉拳に魅せられて進藤塾を捨ててしまった。
孤独を耐えながら進藤塾を支えてきた海の涙を見て、上杉が立ち上がる。
「喧嘩王」上杉の破門が解かれ、全国から集った5万人の塾生らが集結。
いま再び最強の進藤塾がひとつになったのだった。
余命短いながらも死ぬまで最強を目指す合気道のレジェンド・芝原 剛盛
末期癌を患い余命が1年半となったいま、合気道のレジェンド・芝原 剛盛は「死ぬその瞬間まで最強である」という目標を立てていた。
息子の裕に全ての技を教えつつも、田島に喧嘩を売られた際に逃げたことを後悔。
田島もまた芝原の性格を熟知したうえで逃がさないためにトーナメントに出場するように誘導、芝原も「余命が短いから自分が優勝したらその日のうちに田島と戦いたい」という条件で参加を決めた。
激痛に耐えながらも田島を倒すため立ち上がった芝原は、1回戦第5試合で上杉と戦うことに。
1日で開催される陰陽トーナメントは4回勝ち上がれば優勝、田島と戦う権利を獲得する行程。
たった1日を乗り切る為芝原は金田をサポートしていたあの後藤に依頼して薬を頼むのであった。
ミスタープロレスを全身麻痺に追い込んだ反町
ミスタープロレスの生野に目をつけられた反町は逆に生野を呼び出し、その場でガチの決闘を提案する。
生野は薩摩を含む部下たち3人に反町の相手をさせてボコボコにしようとするが、反町は3人とも容易く返り討ちにして戦闘不能に。
自ら戦うことにした生野とガチの決闘となり、戦いの経験値で上回る生野にボコボコにされる反町。
生野に馬乗りになられて顔面を殴られ続け、さらに両耳もちぎられるなか、反町は死力を振り絞って生野に寝技をしかけ、朦朧とする意識のまま裸絞めで絞め落とした。
勝つために非情になりきった反町はそのまま生野の頸椎をねじ折って倒れる。
そして失神から意識を取り戻した薩摩が救急車を呼び、全員救急搬送。
生野は奇跡的に一命をとりとめていたが、頸椎を損傷したために全身麻痺が残ってしまった。
どんなに困難な状況でも諦めない生野は必死にリハビリを開始する一方、生野の代わりにプロレスの看板を守ろうとする薩摩は、憎い反町を倒すため服役中のカブトに頼るのだった。
【23巻のまとめ】
第4試合では無敗の大横綱・金隆山 康隆と最強のキックボクサー・川口 夢斗が対戦。
第5試合では進藤塾を背負う「喧嘩王」上杉 均と余命短い合気道のレジェンド・芝原 剛盛が激突することになる。
他方、陰陽トーナメントにはミスタープロレス生野を全身麻痺に追いやった空気の読めない元プロレスラー・反町 隆広も参戦が決まったのだった。
次巻へ続きます。
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