古代において當麻蹴速と野見宿禰という2人の剛力による決闘が相撲の起源。
同じ名前を持つ野見宿禰という若者が現代に姿を現し、規格外の体格とパワーを見せつける。
強き者との力比べを望む宿禰は、ご老公の差配によって実現した怪力自慢のオリバとの力比べも制した。
今度は現役大関に街中で喧嘩を売り、警察も駆けつけるなか一触即発の空気となるのであった。
3巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
現役大関にも喧嘩で勝利
突如として始まった宿禰と現役大関の路上での喧嘩。
宿禰は大関の突進を受け止め、皮膚の上から肩甲骨を掴んで逆さ吊りにし、地面に頭をぶつけないように手心を加える余裕を見せつける。
プライドを傷つけられた大関が宿禰に張り手を見舞うも、宿禰は倒れることなく一礼だけしてその場を後にする。
公衆の面前で大関が喧嘩を買った挙句に完敗するという衝撃のニュースは翌日に新聞で大々的に報じられ、大相撲協会の理事が動く事態となるのであった。
大相撲との全面対決へ
現役大関をも簡単に手玉に取る宿禰は、石炭を握りしめてダイヤモンドにするほどの驚くべき握力の持ち主。
そのトレーニング法は最古にして完成された四股とイメージトレーニングであり、大地の邪気を払うようにして社のある森を守り続けてきた。
イメージトレーニングの相手は身長2m超、体重250キロで縦横無尽に動く最強力士であり、その鍛錬を経た宿禰によって金竜山は現代の大相撲を叩き直そうとしていたのである。
嵐川と面会し、正面から大相撲との勝負を申し入れる金竜山。
その場所はあの後楽園の地下にある闘技場となるのであった。
宿禰が刃牙に挑戦
力試しとして地下闘技場で刃牙と対峙することに。
何倍も身体つきが小さい刃牙が宿禰に胸を貸すという奇妙な光景となるが、最初の立ち合いで宿禰はすぐに刃牙の強さを知ることとなる。
立ち合いと同時に宿禰が突進すると、刃牙は目にもとまらぬ速さで宿禰の顎を蹴り上げ、宿禰は何をされたのか理解できないうちにダウン。
すぐに立ち上がり、今度は刃牙に対して敬意をこめながら、改めて本気で胸を借りることにするのであった。
【3巻のまとめ】
現役大関との路上での喧嘩にも完勝。
宿禰は現代の大相撲界と全面対決することとなり、刃牙たち地下闘技場の戦士たちにも声がかかる。
そして宿禰はまず刃牙に挑戦することとなり、底知れぬ強さを持つ刃牙に胸を借りることとなるのであった。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
-
参考今度の相手は相撲!現役力士vs地下闘技場の全面対決が勃発、古代の力を受け継ぐ力士2人も参戦『バキ道』全17巻【ネタバレ注意】
続きを見る