セオスは魔術で抵抗するウィッチを殺害し、赤ずきんを守る姿勢を示す。
アスベエルは頭部を吹き飛ばされた赤ずきんを魔法陣で復活させ、彼女がかつて魔界の姫アスタルテであり「狼計画」の要であることを明かす。
記憶を失い人間界を彷徨っていた赤ずきんは復活後、失った子ルーポを取り戻す決意を固める。
一方、神の命令を受けた天使キサが赤ずきんの殺害を目指し、激しい戦いが始まる。
最終巻のあらすじを振り返ってみましょう。
赤ずきんの覚醒とキサとの決着
記憶を取り戻した赤ずきんは既に不死身の呪いは解けてしまっている状態。
素の悪魔としての能力だけでキサと戦う赤ずきんは、本来の姿を解放。
そしてアスベエルの指示で赤ずきんを助けるカギとしてヴィヴィアンがインキュバスであるルカを赤ずきんのもとへと届けると、赤ずきんはルカの身体を吸収し、そのままキサの身体をも飲み込む。
漆黒の世界の中で赤ずきんはルカと共に男女の両性具を持つキサを性的に弄んで手籠めにし、キサはルカと同じように猫の姿となってしまった。
赤ずきんはそのまま猫の姿になったキサに無慈悲なトドメを刺すのだった。
マルコの死とヴィヴィアンの決意
キサが倒れると、今度は教会の男たちが赤ずきん殺害に向けてすぐに動き出した。
男たちは赤ずきんらのアジトであるマルコの店を襲撃し、異変に気付いた赤ずきんらが店に着いたときにはマルコは既に致命傷を負っていた。
そのままマルコは帰らぬ人となり、マルコがヴィヴィアンのために遺していたウェディングドレスを受け取ったヴィヴィアンは、それを着て自ら敵討ちを決意する。
店の外を包囲する男たちをヴィヴィアンが一手に引き受け、その間に赤ずきんはアスベエルと共にセオスの元へと向かう。
そして赤ずきんはルカを解放し、巻き込まないようにアスベエルにも待機を命じて、セオスとの因縁に決着をつけるべく対峙するのだった。
セオスとの融合とルーポの最期
怒りをぶつける赤ずきんに対し、セオスはあえて攻撃を受け入れたうえで赤ずきんへの愛と共に身体を融合させて1つになろうとする。
そしてセオスが混じった赤ずきんはルーポと再会し、自らの身体を食べさせることで使命を果たすときがきた。
赤ずきんの身体を口にしたルーポの身体は強大な悪魔へと変貌。
しかし、その内部の世界では自分を支配しようとするセオスを赤ずきんが明確に拒絶。
ルーポを「この世にあってはならない存在」として自ら殺す決意を固めた赤ずきんの手によって、ルーポの身体は崩壊していった。
狼計画は頓挫し、赤ずきんとルーポを利用しようとしていたセオスの野望も打ち砕かれた。
上半身のみ辛うじて原型を留めた赤ずきんはヴィヴィアンによって救出されるが、さすがにそのダメージは重く、視力もほとんど失った暗闇の中で深い眠りにつく。
そのなかで赤ずきんはルーポと親子の再会を喜び合うのだった。
【4巻(完)のまとめ】
記憶と力を取り戻した赤ずきんは、ヴィヴィアンの協力でルカを吸収し、天使キサを倒す。
赤ずきんのアジトは教会の男たちに襲撃され、マルコが死亡。ヴィヴィアンはドレスを纏い敵討ちに向かう。
赤ずきんはセオスと対峙し、融合を経てルーポに自らの身体を与えるが、セオスの支配を拒んでルーポを殺す決意を固める。
ルーポを倒し、狼計画もセオスの野望も終焉。
重傷を負った赤ずきんはヴィヴィアンに救われ、暗闇の中でルーポと再会する夢を見ながら深い眠りにつくのだった。
【4巻(完)の見どころ】
この巻の見どころは、覚醒した赤ずきんがヴィヴィアンの協力を得てルカを吸収し、天使キサを圧倒する圧巻の決戦です。
漆黒の世界でのキサへの逆転劇は衝撃的で、キサの最後も強烈な印象を残します。
さらに、マルコの死がヴィヴィアンの怒りを呼び、彼女がドレス姿で敵に立ち向かう姿は哀しみと決意が交錯する感動的なシーンです。
クライマックスでは、セオスと融合した赤ずきんがルーポに自らの身体を与え、母としての最後の使命を果たします。

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