英国特務機関「HELLSING」は吸血鬼アーカードを有し、人を襲う吸血鬼を殲滅する。
新たに吸血鬼となり「HELLSING」に加入したセラスは、吸血鬼や対立するヴァチカンの特務機関「イスカリオテ」との戦いを経て、吸血鬼の力に目覚めていく。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。
ヤン兄弟の襲撃
インテグラは屋敷に円卓会議を招集し、事件を起こした吸血鬼たちが何者かに管理されていたこと、喰屍鬼が本来の増え方・消え方をしていないことを報告した。
しかし会議中に吸血鬼の兄弟が屋敷を襲撃する。
「ヘルシング」2巻©少年画報社/平野耕太
彼らの目的は「英国国教騎士団と円卓会議への攻撃」と「吸血鬼アーカードの完全破壊」だった。
弟のヤンと喰屍鬼の軍隊によって、円卓会議以外の人間は全滅した。
しかしセラスと執事ウォルターがこれを撃退し、ヤンの捕縛に成功する。
屋敷内の人間を喰屍鬼に変え手下にしたヤンは、一度は逃げ出してインテグラたちに迫るも、返り討ちにされた。
自分の部下たちを喰屍鬼にされ怒るインテグラはヤンを尋問するが「ミレニアム」という言葉と悪態を残して、ヤンは黒幕に消されてしまう。
「ヘルシング」2巻©少年画報社/平野耕太
アーカードvsルーク
円卓会議が襲撃されている頃、アーカードは地下で吸血鬼の兄ルークと対峙していた。
ルークがこれまでの吸血鬼より上位の存在であると判断したアーカードは、能力の一部を開放する。
善戦していたルークだったが、能力を開放したアーカードには成す術もなく瞬殺されてしまった。
「ヘルシング」2巻©少年画報社/平野耕太
新生HELLSING
「HELLSING」はヤン兄弟の襲撃によってほとんどの構成員を失った。
ウォルターは手を尽くして「ミレニアム」の調査を続けていたが、情報が乏しく調査は困難を極めていた。
また失った人員を急いで補充するため、ウォルターはベルナドット率いる傭兵集団を雇用した。
傭兵たちに任務内容を説明するインテグラに「イスカリオテ」からの手紙が届けられる。
「ヘルシング」2巻©少年画報社/平野耕太
イスカリオテからの情報提供
呼び出しに応じたインテグラは、美術館で「イスカリオテ」機関長マクスウェルと口論になっていた。
インテグラはアーカード、マクスウェルはアンデルセン神父を投入し一触即発の雰囲気となるが、セラスとウォルターの機転によって事なきを得る。
マクスウェルは以前の協定違反の借りを返すため「ミレニアム」についての情報提供を申し出る。
「ミレニアム」の正体が「ナチスの極秘物資人員移送計画と実行部隊名」であること、それをヴァチカンが手助けしていたことを知ったインテグラたちは驚く。
「ヘルシング」2巻©少年画報社/平野耕太
一方黒幕はインテグラたちの動きに勘付き、彼らとの闘争を心待ちにしていた。
【2巻のまとめ】
円卓会議を強襲した吸血鬼の兄弟によって「HELLSING」は大ダメージを受けた。
彼らによってもたらされた手がかりをもとに「HELLSING」は黒幕の正体へ迫っていく。
次巻へ続きます。
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