S級に昇格してから壁にぶち当たり、思うように成績が伸びない麟太郎。
たまたま観戦に来ていた鍼・灸・指圧の国家資格を持つコンディショニングトレーナー・伊藤一路と出会い、フォーム改善のアドバイスを受けてから浮上のきっかけを掴む。
同期のライバルたちが集うルーキーチャンピオンレースに向け、心強いコーチを味方につけたのであった。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。
集うライバルたち
ルーキーチャンピオンレースに集結した麟太郎と同期のライバルたち。
イワとママはあれから金沢で秋谷に指導をつけてもらい、ダークホースの位置付けに。
全員が麟太郎をライバル視するなか、麟太郎は一路をコーチに付け、トップ選手の1人である竹中のフォームも参考にしながらペダリングの改善に取り組んでおり、その成果に期待がかかる。
下馬評は圧倒的な実力を持つシーサーだが、ラインは単騎。
2番人気の麟太郎はイワとの強力なラインを組み、和尚やママは単騎。
なかでもひときわ小柄で先行としては風よけにもならないママは下馬評は低いものの、秋谷はその秘めたる可能性を見抜いて秘策を授けているのであった。
「Odds VS!」2巻©双葉社/石渡治
ルーキーチャンピオンレース開幕
未来を担う9人のルーキーによる一生に一度のレースがいよいよ始まる。
「Odds VS!」2巻©双葉社/石渡治
発走直後、いつもどおり麟太郎がSにつき、その後ろにイワ、ママ、そして麟太郎と同じく長逃げの足を持つ広瀬のライン2人を挟んでバリコ含む近畿ラインと和尚、最後尾がシーサーと続く。
まず動いたのは広瀬のライン。
麟太郎を内に抑え込んで後退させるが、勝負が始まる残り2周で麟太郎が仕掛ける。
得意のガリビエカマシで一気に先頭に躍り出ると、麟太郎のラインに負けじとバリコも反応。
だがバリコは3番手につけているママが風よけにならないために削られる展開に。
「Odds VS!」2巻©双葉社/石渡治
残り1周の最終ホーム、バリコが早々に勝負を仕掛けて鋭いダッシュを見せるが、イワが鉄壁のガード。
その外側から和尚が飛び出し、ギアを一気に2段階上げた麟太郎との勝負へ。
一路のアドバイスや竹中を参考にしたフォーム改造で進化した麟太郎がスピードに乗り、和尚を上回る。
しかしまだすぐ後ろにはイワ、そして大本命のシーサーも控えているのであった。
「Odds VS!」2巻©双葉社/石渡治
【2巻のまとめ】
ルーキーチャンピオンレースに同期のライバルたちがそろい踏み。
秋谷に師事して秘策を伝授されたママが伏兵となるなか、レースでは麟太郎がイワと組んで先行逃げを仕掛ける。
その成長した走りとスピードで和尚をも上回る麟太郎、しかしまだすぐ後ろにはイワ、そして大本命のシーサーも控えているのであった。
次巻へ続きます。
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