偶然にも世界各地で死刑囚5人が「敗北を知りたい」という言葉を残して脱獄し、東京へ向かう。
徳川のご老公は地下格闘士たちを集め、死刑囚たちとの全面戦争が始まった。
5人の死刑囚が後楽園に揃い、刃牙・独歩・花山・烈・渋川の5人と対決することに。
花山がスペックを破り、独歩と烈がドリアンを追い詰めて勝利した。
シコルスキー、ドイル、柳の捕獲に向け、各国の機関はビスケット・オリバに協力を依頼。
目の前で梢江を拉致され、怒る刃牙がシコルスキーを追う。
しかしそこにオリバが横やりを入れ、刃牙に実力の差を見せつけながらシコルスキーを捕らえる。
オリバが次に狙うのはドイル。
ドイルはオリバの手をすり抜けて逃走、しかし鎬昂昇も名乗りを上げ、ドイルの滞在するホテルへ向かうのだった。
13巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
鎬 vs ドイル
ホテルの部屋ではキャプテン・ストライダムとドイルが面会していた。
そこに鎬が足を踏み入れる。
戦いは合図なく始まり、鎬の攻撃が次々とドイルにダメージを与える。
〈ドイルを圧倒する鎬 [バキ 13巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
鎬はドイルの首を執拗に攻め続け、ドイルに体力がなくなってきたとき、隠していた武器で反攻。
鎬が本気の構えを見せ、ヒモ切りを繰り出そうとしたとき、ドイルは胸部に仕込んでいた爆薬を着火。
〈ドイルが爆薬に着火 [バキ 13巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
爆発により鎬は顔を焼かれ、敗北した。
如何なる手段を用いても、だれにも敗けないことがドイルにとっての「最強」だった。
初体験を迎える刃牙に勇次郎がアドバイス
刃牙と梢江、2人はついに夜を共にする流れとなる。
梢江が意を決して刃牙の部屋により、横たわる刃牙の背後から布団に入る。
2人とも初めての体験に緊張しながら、これから大人の階段を上がろうというとき、勇次郎が部屋に姿を現した。
〈息子の情事に水を差す勇次郎 [バキ 13巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
動揺する2人に勇次郎はとあるアドバイスをする。
刃牙には「強くなりたくば喰らえ」、梢江には「喰らい尽くせぬ女であれ」と。
〈勇次郎なりの祝福 [バキ 13巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
勇次郎なりの2人への祝福だった。
ムードを壊された刃牙と梢江は、次回会ったときにセックスをすることで合意した。
ジャック・ハンマーが再登場
中華料理屋で食事をする烈海王は、偶然にもジャック・ハンマーと再会を果たす。
ジャックは前回の最大トーナメントのときよりも明らかに体格が大きくなっていた。
ジャックに一体何があったのか。
〈まるで別人のようなジャック [バキ 13巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【13巻のまとめ】
鎬がドイルを圧倒するも、最後はドイルが隠し持っていた爆薬によって敗北を喫する。
如何なる手段を用いてでも勝利するのがドイルのやり方だった。
そして死刑囚たちとの戦いにジャック・ハンマーも参戦。
ジャックの身体は前回の最大トーナメントよりも大きくなっていた。
次巻へ続きます。
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