5人の死刑囚との死闘を制した地下格闘士たち。
しかし戦いの中で毒に蝕まれ、刃牙は衰弱してしまう。
見かねた烈が刃牙を気絶させてヘリで中国へ搬送する。
そこで100年に一度、真の海王を決めるための大擂台祭への出場が決まった。
伝説のボクサーの息子であるマホメドJrや勇次郎、そして前回覇者の郭海皇も参戦する、中華最強を決めるトーナメントが始まる。
中華一の毒手の使い手、李海王と対戦した刃牙は身体の毒が裏返って完全復活。
郭の息子、春成と”凶人”龍書文を助っ人に加え、中国連合軍と日米連合軍のチーム戦となった。
第1試合ではオリバが龍を下し、第2試合では刃牙が春成を一蹴。
早くも後がなくなった中国連合だが、烈が寂海王を上回り一矢を報いる。
続く試合ではマホメドJrが範海王に強烈な一撃を食らわせるのだった。
26巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
第4試合 マホメドJr vs 範海王 続き
マホメドJrが2発で範をKO。
〈二発でダウンを奪うマホメドJr [バキ 26巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
これで中国側は3敗となり勝利が消えた。
しかし勇次郎は海皇の称号に敬意を表し、最終戦に臨む。
最終試合 勇次郎 vs 郭海皇
最終戦は勇次郎 vs 郭海皇。
剛力を捨て理合を究めた郭と、剛力を究めた勇次郎の戦い。
〈頂上決戦 [バキ 26巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
郭は消力で勇次郎の豪打を見事にいなす。
完璧な脱力による攻撃の無効化に対し、勇次郎は郭の髪の毛を抜いた一瞬の硬直を突いて攻撃をヒットさせる。
〈消力を攻略 [バキ 26巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
郭も究極の脱力からくる攻めの消力で反撃に出る。
究極の脱力から来る攻めの消力は壁を一撃で破壊するほどの馬鹿げた威力を誇る。
〈攻めの消力 [バキ 26巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
真っ向から渡り合う2人だが、勇次郎がここで郭をあざ笑うかのように消力を使って見せるのだった。
【26巻のまとめ】
マホメドJrが範海王を一蹴し、日米連合の勝利が確定。
互いの尊厳を賭けた最終試合では勇次郎と郭海皇が激突。
究極の脱力からくる消力を攻守に発揮する郭を嘲笑うかのように、勇次郎も消力を使って見せるのだった。
次巻へ続きます。
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参考地下格闘士と死刑囚たちとの死闘、そして舞台は中国へ『バキ』全31巻+外伝【ネタバレ注意】
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