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前巻はこちら野口の大動脈瘤が破裂…!『医龍』21巻【ネタバレ注意】
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22巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
加藤の新しい術式
開胸のために野口を別の手術室へ緊急搬送。
バウマンの代わりに荒瀬が入る。
そしてこの最悪の事態に備えていた加藤と朝田も手術室へ急ぐ。
国立に対し、加藤は胸部心臓外科のナンバー2として野口の手術を引き継ぐことを決定した。

〈加藤が引き継ぐ [医龍 22巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
一刻を争う状況。加藤は志願してついてきた朝田を執刀医に指名し、新しい術式に挑むこととなった。
加藤が考え出したのは、超低温循環停止法による弓部大動脈全置換術。
家族への説明は藤吉が担い、祖父江や鬼頭や国立たちが最後まで見届けようと手術に目を注ぐ。
朝田は超速で血管を縫合し、わずかでも可能なところから順次血流を再開。
一度理解してしまえば、凡人でもできる発想の術式。
最善を尽くす加藤だが、祖父江の目には「患者を主治医から奪ってまで新しい術式の実験に使った」と映り、心証は芳しくなかった。

〈手術を見届ける祖父江 [医龍 22巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
一人前になった伊集院への信頼
手術は進み、荒瀬はどこかの血管が詰まっている可能性を指摘する。
そして腸に塞栓がみつかった。
速やかに処置しなければ放置すれば腸が壊死していってしまう。
しかし朝田と加藤は手が離せず、国立のチームも手の消毒が必要。
外科医が足りない状況で、朝田と加藤は落ち着いて伊集院に執刀するよう指示を出した。

〈伊集院への信頼 [医龍 22巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
医局員たちは、危なげなく落ち着いて処置を進める伊集院から目が離せなくなる。
普通の奴だった研修医が、いつの間にか自分を追い越そうとしている。

〈伊集院に集まる視線 [医龍 22巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
その事実を目の当たりにし、驚愕、焦り、恐怖、様々な思いが医局員たちに湧き上がっていた。
そして手術が終わった。
祖父江はクレメンスらとともに伊集院の成長とそれを指揮した加藤の手腕を評価し、「これ以上は望めない、手術だった」と表現した。

〈祖父江からの評価 [医龍 22巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
身を投げる真悟
術後、病室に横たわるバウマンは荒瀬に対して「今からでも誰かを育てなさい」と諭す。
後を任せるものがいないと、いつまでも惨めに天才を演じ続ける羽目になる―。

〈育てることの大事さを説くバウマン [医龍 22巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
それがバウマンの言葉だった。
また、父の失敗を目の当たりにした真悟は鱈淵に英語で悪態をつく。
頭にきた鱈淵は、エレベーターの中で真悟に「国立がメェメェ泣いてる」とカマをかけた。

〈鱈淵の不用意な発言が引き金に [医龍 22巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
そしてこれが事件の引き金となる。
伊集院と荒瀬はエレベーターの中で真悟が鱈淵を何度も殴打している場面に出くわす。

〈ブチ切れた真悟 [医龍 22巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
鱈淵はケガを負い、真悟は興奮状態のまま階上へ逃げていく。
真悟は途中で見つけた研究の用の犬を奪い、屋上のフェンスを越えて縁に立った。
国立と軍司が後を追って説得を試み、騒ぎを知った他の医局員たちは万が一落ちてもいいように受け止める準備を必死に考える。
国立は必死に息子へ言葉を投げかけるが、結局行っているのは「強くなれ」ということ。
それでは弱者の心に響かないと感じた軍司は、真悟の気持ちの受け皿となるべく、イルカの標本の話題を出して説得に加わろうとする。
しかし白々しい話しぶりに自分でも言葉が詰まってしまう。
次の瞬間。
真悟は屋上から身を投げた。

〈真悟が飛び降りた [医龍 22巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
通行人を巻き込む最悪の事態に
呆然とする国立と軍司をよそに、伊集院が状態を目視で確認する。
状況は最悪だった。
真悟は道路にいた人を巻き込んでいたのだった。

〈最悪の巻き込み事故 [医龍 22巻](c)小学館/乃木坂太郎〉
慌てて2人分の緊急手術手配を進める院内。
こんなときに奇跡を起こせるとしたら、朝田だけ。
しかし、その朝田がPHSの呼び出しに答えない。
真悟が落ちた現場の様子を確認する岡島は、男性が命懸けで真悟を受け止めようとしたことを耳にし、さらにその男性の姿に驚愕する。
その男性こそ、朝田だったのである。





