地上最強の生物と謳われる父、勇次郎との決闘へ向けてトレーニングに励む刃牙。
全盛期のアイアン・マイケルとのシャドーファイトをウォームアップにし、次の相手に挑む。
さらに人間大サイズのカマキリをイメージしたうえでのシャドーファイト。
普通の格闘技が通用しない相手にも真っ向から立ち向かい、象形拳にヒントを得て勝利した。
次にオリバとの決闘を望んで自らアリゾナ州立刑務所に収監された刃牙。
しかしオリバとの対戦はすぐには実現せず、その前にオリバと同等の自由を許される実力者、「ミスター2」ことゲバルとオリバが激突。
2人の決闘はバンダナを使った中世伝統的な勝負スタイルに始まり、正面からのぶつかり合いに。
共にダウンを奪い合う激しい戦いとなるが、最後はオリバに軍配があがった。
刃牙も行動を起こし、自らもアンチェインの資格を持つことを立証する。
さらにアイデンティティを脅かされ怒り心頭のオリバに対し挑発を重ね、ついに刃牙とオリバが激突。
オリバのパワーで滅多打ちに会う刃牙だが、反撃でダウンを奪う。
オリバは自慢の肉体を球体に丸めた完全防御の体勢に。
刃牙はオリバの防御を破ることができるか。
10巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
オリバのパックマン攻撃
オリバに剛体術を繰り出す刃牙。
しかしダメージは通らない。
おもむろにオリバが刃牙の手を掴み、丸飲みするかのように身体を引き込む。
〈オリバが刃牙を丸飲み [範馬刃牙 10巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
筋肉による球体に引きずり込まれた刃牙は全力で締め付けられて大きなダメージを負った。
刃牙 vs オリバ 正面からの殴り合いに決着
それでも刃牙は倒れながらオリバを挑発。
オリバが再び刃牙の身体を丸飲みしようとすると、刃牙はオリバの鼻の穴を攻めて脱出。
ここから小細工なしの正面からの殴り合いで雌雄を決することとなる。
〈正面からの殴り合い [範馬刃牙 10巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
100kgもの体重差をものともせず、ジリジリと優勢に立つ刃牙。
誰もが惚れ惚れするような戦いの末、刃牙がオリバに正面から打ち勝った。
〈刃牙が押し切った [範馬刃牙 10巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
マリアも見届けたこの勝敗をオリバは潔く認め、全囚人たちの前で敗北を宣言する。
しかし刑務所のNO.1の座を維持するため、オリバは超特例措置として刃牙の即日出所を所長に要求。
オリバに逆らえるはずもなく、驚くほど呆気なく刃牙の出所が決まった。
息子の成長を喜ぶ勇次郎
刃牙の成長を受け止めるストライダムと勇次郎。
恐竜が絶滅していなければ地上では敵う相手もいない勇次郎は、息子という生涯最大の敵の出現に笑みを浮かべるのであった。
〈恐竜が生きていたら…? [範馬刃牙 10巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【10巻のまとめ】
刃牙とオリバの激突は誰もが惚れ惚れするような正面からの殴り合いに。
最後には刃牙がオリバを上回った。
その報せを聞いた勇次郎は、息子が生涯最大の敵にまでなったことをに笑みを浮かべるのだった。
次巻へ続きます。
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