偶然にも世界各地で死刑囚5人が「敗北を知りたい」という言葉を残して脱獄し、東京へ向かう。
徳川のご老公は地下格闘士たちを集め、死刑囚たちとの全面戦争が始まった。
5人の死刑囚が後楽園に揃い、刃牙・独歩・花山・烈・渋川の5人と対決することに。
克己やビスケット・オリバやジャック、ガイアらも戦い、スペック・ドリアン・ドイル・シコルスキー・柳らに勝利した。
しかし柳の毒手に蝕まれ、衰弱していく刃牙。
刃牙の死を目前にして悲しみに暮れる梢江の前に伝説のボクサー、マホメド・アライの息子が姿を現す。
マホメドJrは父が成しえなかったファイティングスタイルを確立した天才である。
他方、刃牙は飛騨の山中で静養。
しかし状態は良くならず、烈が刃牙を気絶させてヘリで中国へ搬送する。
そこで100年に一度、真の海王を決めるための大擂台祭への出場が決まった。
マホメドJrや勇次郎、そして前回覇者の郭海皇も参戦する、中華最強を決めるトーナメントが始まる。
擂台祭が開幕し、勇次郎、マホメドJrが圧勝。
そして刃牙は中華一の毒手の使い手、李海王と対戦。
衰弱しているところにさらに毒手を食らうが、奇跡的にこれが刃牙を蝕んでいた毒を打消し、刃牙の復活劇が始まるのだった。
22巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
刃牙、完全復活
体内で毒の裏返った刃牙は李を瞬殺。
〈刃牙が逆転KO [バキ 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙は李や烈、梢江たちに感謝しながら控室に戻る。
烈は刃牙の回復を喜び、さらに大量の食事と14kgの砂糖水を与えた。
〈14kgの砂糖水 [バキ 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
猛毒に侵され極限まで衰弱していた刃牙の身体にエネルギーが行きわたり、刃牙の身体に超回復が起こる。
〈範馬刃牙復活ッッ [バキ 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
第4試合 郭海皇 vs サムワン海王
圧倒的な強さを見せた勇次郎の前に郭海皇が現れる。
郭は勇次郎を「弱い」と表現し、自らの試合で見せることを宣言する。
四試合目は郭海皇 vs サムワン海王。
サムワンは鋭いキックを放つが、郭はいつの間にか背後に回ってサムワンのパンツを下ろして局部にデコピン。
〈屈辱的な瞬殺を食らうサムワン [バキ 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
サムワンは屈辱的な方法で敗北した。
試合後、憤慨するサムワンの前に勇次郎が立ちはだかる。
勇次郎に挑発されサムワンが仕掛けるが、勇次郎によって一撃でKOされた。
第5試合 ドリアン海王 vs 楊海王
五試合目はドリアン海王 vs 楊海王。
精神が退行しているドリアンは何もできずに一方的にやられて敗北。
試合が、ドリアンが海王を名乗っていることに納得のいかない楊に対し、ドリアンの付き人として来ていたオリバが代理出場を申し出る。
〈代理出場を申し出るオリバ [バキ 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
再試合 オリバ vs 楊海王
オリバ vs 楊海王の再試合。
楊は五体をダイヤモンド並みに固くする金剛拳の使い手。
ハンデとしてオリバに先に攻撃を仕掛けるよう申し出る楊。
オリバは申し出通りに楊の頭上に手を置くと、力いっぱい押しつぶした。
オリバの怪力によってダイヤモンドの身体があえなくひしゃげ、オリバが勝利を飾った。
〈オリバが圧勝 [バキ 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【22巻のまとめ】
刃牙が完全復活。
そして続く擂台祭では郭海皇が圧勝。
オリバもドリアンの代理として出場し、勝利を飾った。
次巻へ続きます。
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