偶然にも世界各地で死刑囚5人が「敗北を知りたい」という言葉を残して脱獄し、東京へ向かう。
徳川のご老公は地下格闘士たちを集め、死刑囚たちとの全面戦争が始まった。
5人の死刑囚が後楽園に揃い、刃牙・独歩・花山・烈・渋川の5人と対決することに。
早速激突したのは独歩とドリアン。
独歩はドリアンの仕込んだ特殊繊維で左手首を切り落とされ、勝負は持ち越しに。
そして復讐に燃える猪狩も用心棒を連れてシコルスキーを拉致するも、復讐は失敗に終わり、返討ちに。
一方、花山がスペックと決闘し、重傷を負いながらもスペックを打ち破った。
ドイルと柳は刃牙を狙う。
しかし刃牙がドイルを撒いたところで渋川が現れ、今度は刃牙・渋川と柳の2対1の戦いが始まった。
6巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
刃牙が敗北、柳を取り逃がす
渋川のメガネが飛び、舞う血しぶき。
柳はバグ・ナクという暗器を忍ばせており、渋川は左腕を負傷していた。
しかし状況は2対1。
〈刃牙・渋川タッグ結成 [バキ 6巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙と渋川が即席のタッグを組み、柳に仕掛ける。
しかし柳は2人の攻撃を凌ぎ、ゆっくりと刃牙に歩み寄る。
柳が掌を刃牙の顔にかざすと、掌の中で真空を作られた刃牙が失神した。
〈刃牙の顔に柳の掌が… [バキ 6巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙がまさかの敗北を喫し、柳はその場から逃走していった。
徳川邸をドリアンが襲撃、神心会派とバトルに
刃牙の敗北を受け、徳川のご老公邸に集まった戦士たち。
重く苦しい空気に包まれているところに、警備を全員倒して侵入したドリアンが姿を現す。
〈ドリアンが徳川邸を襲撃 [バキ 6巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ドリアンはガソリンとライターを持ち込んでいた。
しかし、ドリアンに恨みのある克己も乱入し、ドリアンにガソリンをかけて火をつける。
〈克己がドリアンを阻む [バキ 6巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
もはや空手に拘らず、ただ相手に勝つことだけを考えた行動だった。
炎に包まれ、全身に火傷を負ったドリアンだが、まだ健在。
と、克己に空手への拘りを捨てさせた加藤清澄も姿を現し、ドリアンに攻撃を仕掛ける。
〈加藤も乱入 [バキ 6巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
テグスを改良した武器でドリアンの左耳を簡単に切り落としてみせる加藤。
独歩はそんな加藤と克己に手本を見せるように、自らの身体こそが武器としてドリアンを痛めつけた。
しかし窮地に陥ったドリアンにも策が。
口の中から手りゅう弾を取り出し、ピンを引き抜く。
〈ドリアンの口から手榴弾 [バキ 6巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
徳川邸で大爆発が起きるのだった。
【6巻のまとめ】
渋川とタッグを組んで戦う刃牙だったが、柳の前にまさかの敗北。取り逃がしてしまう。
刃牙の敗北により重苦しい空気に包まれるご老公と地下格闘士たち。
そこにドリアンが侵入する。
ドリアンに恨みのある克己や加藤清澄も乱入し襲撃を阻むが、ドリアンは隠し持っていた手榴弾で徳川邸に大爆発を起こすのだった。
次巻へ続きます。
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