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共食いの代償、力が暴走し自分が何をすべきか見失うカネキ『東京喰種』11巻【ネタバレ注意】

~前巻までのあらすじ~

ヒトのなかにはその正体を隠しながらヒトを狩り、その死肉を食べる喰種が潜んでいる。

平凡な大学生カネキはリゼという喰種の臓器を移植されてしまい、ヒトから喰種になってしまった。

ヒトと喰種の違いに苦しむカネキだが、街の喰種たちが運営する喫茶店「あんていく」の助けを借りながら喰種の世界を学び始める。

カネキは「あんていく」で働きながら、店長や店員であるトーカたちから人間社会に溶け込む術や喰種としての特殊能力である赫子の使い方を学んでいく。

知り合いの喰種のヒナミがCCGの捜査官に狙われると、カネキとトーカが助けに動き、CCG捜査官の真戸や亜門らと戦闘に。

トーカはヒナミと協力して真戸を倒し、カネキは亜門と対峙して足止め。

喰種の本能に抗ってまで亜門を殺したがらないカネキの言葉に、亜門は今まで抱いていた喰種への考えを疑い始めた。

一方、カネキは美食家と呼ばれる喰種「月山」に目をつけられるも、トーカと共に何とか勝利する。

一件落着かと思ったのも束の間、20区にCCG本局から捜査官が増員され喰種を脅かし始めた。

カネキはリゼを探す最中に「アオギリの樹」に連れ去られ、反アオギリの喰種たちと出会うも、ヤモリという喰種から終わらない拷問を受け、ついに大切なものを守るために何かを切り捨てる覚悟を決める。

店長らがカネキの救出に動き、同時にCCGによる「アオギリの樹」掃討作戦が実行されるなか、覚醒したカネキがヤモリ、そしてアオギリの樹の幹部であるアヤト(トーカの弟)を圧倒しアジトを脱出。

だが「アオギリの樹」は掃討されたかに思えたものの、アジトに残っていた喰種たちは囮だった。

他方、脱出したカネキは「あんていく」に帰らないと決め、トーカたちに別れを告げた。

「アオギリの樹」掃討作戦から半年後、カネキは自分の執刀医であり人体実験をしているという嘉納の手がかりを掴み、ついに嘉納を見つけ出したカネキたちだが「アオギリの樹」に加入した鯱らに阻まれた。

嘉納を「アオギリの樹」に奪われたカネキたちに、捜査官たちが迫っていた。

11巻のあらすじを振り返ってみましょう。

月山・ナキ 対 亜門・アキラ

月山とナキは共闘し捜査官たちを追いつめていたが、アキラが持ってきたガス兵器によって喰種の力の源であるRc細胞を抑制され、赫子や回復力を封じられてしまう。

仲間をかばい重傷を負ったナキと共に、月山は一時撤退、アキラはナキに大ダメージを与えられ、戦線離脱。

ナキたちと分かれた月山は万丈と合流し、カネキを探しに向かった。

シロ・クロ 対 鈴屋

鈴屋とシロ・クロは孤児としてCCGに保護されアカデミー候補生として訓練を受けていた顔なじみだった。

しかしお互い躊躇なく殺し合いを始める。

双子の一撃を喰らった鈴屋だが、痛みを感じる様子もなく反撃しクロを戦闘不能にした。

続いてシロにも瀕死の重傷を負わせるが、最初の傷が響いて双子の逃走を許してしまう。

カネキの暴走

カネキは喰種の力を高めるため、半年間ずっと共食いをして飢えを凌いでいた。

しかし共食いは喰種を狂わせる行為であり、赫者になりかけの状態である「半赫者」となったカネキもまた正気を失いつつあった。

篠原を食べるカネキを見つけた亜門は「以前会ったときに泣いていたのは嘘か」と問いかける。

合流した鈴屋と亜門の攻撃を受けたカネキは、亜門の問いかけに対し「もう食べたくない」と蹲った。

その姿を見た亜門は篠原の救助を優先し、逃走するカネキを見逃した。

正気に戻る

万丈らと合流したカネキだったが、正気に戻ることができず仲間たちを傷つけてしまった。

倒れた万丈を見て正気に戻ったカネキは「抑制できない力を使うべきではなかった」と後悔する。

しかし万丈は覚醒した赫子の力で急速に回復した。

そして自分を責めるカネキに「誰かを救う前にカネキ自身が救われてくれ」と言い、共に研究所を脱出した。

一方、カネキを見逃した亜門たちは篠原を救護。

篠原は意識を取り戻し、カネキが篠原というヒトを食べないよう抵抗しているようだったこと、食べていたのは篠原の身体ではなくクインケだったことを証言した。

何をすべきか

嘉納の研究所から戻ってきたカネキは、自分が何をすべきか見失い塞ぎこんでいた。

しかしヒナミの提案により出かけたサイン会で、好きな小説の作者「高槻 泉」に出会い、気分転換することができた。

その後マスク屋を訪れたカネキは、ウタに店長や四方のことを尋ねた。

ウタは「店長のことはよく知らないが、四方のことなら少し分かる」と言い、語り始める。

一方、CCGは嘉納が人工的に喰種を生み出していた可能性に気づき、調査を進めていた。

【11巻のまとめ】

共食いを続けたカネキは半赫者となって強い力を手に入れ、篠原を圧倒する。

しかし正気を失い仲間まで傷つけてしまう。

正気に戻ったカネキは深い後悔に苛まれ、自分が何をすべきか見失ってしまう。

次巻へ続きます。

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人の姿をしながら、人を喰らう怪人・喰種(グール)が潜む東京。平凡な大学生・カネキはある日事件にあい、喰種のリゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。苦悩するカネキは、喰種が集まる喫茶店「あんていく」で働き始め、そこで女子高生トーカたちと出会い、喰種にも守るべき家族や友人がいることを知る。一方、喰種を駆逐すべく、人間側の捜査官・亜門、真戸が現れ、熾烈な戦いに巻き込まれていく。 人の命を奪い、喰い、生き永らえる喰種の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界の姿を模索する青年の未来は―

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不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない【喰種】と人間のハーフになってしまったカネキ(窪田正孝)。彼の前に突然現れた男・月山習(松田翔太)により【喰種レストラン】に招待されるのだが、彼は美食家<グルメ>と呼ばれる史上最悪の喰種だった。【半喰種】であるカネキの香りにただならぬ執着を見せる月山の魔の手は、カネキのみならず、次第に周囲の仲間たちへと及び始める。果たして、カネキは最強の喰種・月山に勝つことができるのか?今ここに喰種VS喰種の壮絶なバトルが始まる!

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人を喰らう怪人“喰種(グール)”がのさばる東京。日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた“喰種”の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。読書好きの平凡な大学生・金木研(カネキ ケン)は、通いつめる喫茶店「あんていく」にて、自分の好きな作家・高槻泉(タカツキ セン)の小説を愛読する神代利世(カミシロ リゼ)と出会う。それが自らの運命を大きく変えることになるとは知らずに…。人間の命を奪い、喰い、生き永らえる怪人の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界のあり方を模索する青年の未来は--? (C)石田スイ/集英社・東京喰種製作委員会

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