ヒトのなかにはその正体を隠しながらヒトを狩り、その死肉を食べる喰種が潜んでいる。
平凡な大学生カネキはリゼという喰種の臓器を移植されてしまい、ヒトから喰種になってしまった。
ヒトと喰種の違いに苦しむカネキだが、街の喰種たちが運営する喫茶店「あんていく」の助けを借りながら喰種の世界を学び始める。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。
母娘とCCG
カネキは「あんていく」で働きながら喰種としてヒトに溶け込む方法を学んでいた。
そこへ「肉」を分けてもらうため「リョーコ」と「ヒナミ」という母娘の喰種が現れた。
そして彼女たちを追って喰種対策局「CCG」の捜査官も20区に現れる。
マスク
捜査官に素顔を知られないよう、彼らと対峙するとき喰種はマスクを着ける。
店長の指示でマスクを作りに行ったカネキは、職人の「ウタ」と出会った。
「人間社会で生きるのは終わりのない綱渡りだけど、ヒトと関わるのは楽しい」というウタの話を聞いたカネキは、全ての喰種がヒトを「ただの食糧」と思っているわけではないのだと気づく。
食料調達
「あんていく」で喰種たちに提供される食糧の調達をするため「四方」はカネキを自殺現場に連れて行った。
その帰りに彼らは夫の墓参りをしてきたリョーコと出会う。
彼女は甘えを捨ててヒナミと共に生きていくと決心し、同じく強い喰種だった夫の遺品であるマスクを墓に埋葬してきた帰りだった。
しかしそのマスクは、母娘を追う捜査官「亜門」により掘り返され、母娘が喰種である証拠物品として回収されてしまう。
リョーコの決意
食料調達のアドバイスをもらうため「あんていく」を訪れていたリョーコとヒナミの母娘だったが、帰り道で亜門とその上司である「真戸」、そして同僚の捜査官たちに囲まれてしまう。
証拠のマスクを突きつけられたリョーコは逃げられないと悟り、ヒナミだけを逃がして捜査官たちの足止めを図る。
逃げてきたヒナミを見つけたカネキは2人で現場に戻るが、カネキは母親が殺されるのをヒナミに見せないようにしながら隠れるのが精一杯。
赫子を出して抵抗を図るリョーコだが、真戸は対喰種専用武器である「クインケ」で容赦なくリョーコの首を刎ねてトドメを刺すのであった。
ラビット
ヒナミを連れて「あんていく」へ逃げ帰り、店長に事情を知らせるカネキ。
捜査官に復讐すれば「あんていく」のある「20区」にさらに多くの捜査官が動員され安全が脅かされるため、捜査官への復讐はご法度と考える店長。
しかしリョーコの死とその一部始終を聞いたトーカは、捜査官に顔を見られたヒナミを「24区」に避難させるという案に納得できず、1人で仇を取ろうとしていた。
そして単独で捜査官たちを襲撃し、不意打ちで1人の捜査官を殺害したが、駆け付けた真戸によって逆に追いつめられてしまう。
傷を負ったトーカは撤退したが、その仮面の形状から「ラビット」と名称をつけられ、CCGにマークされることになった。
特訓開始
カネキはトーカが捜査官に手を出し、傷を負ったことに気づいた。
店長は独断で捜査官たちとの戦争を始めたトーカに関わらないよう忠告するが、カネキは自分の目で見て判断すると言ってトーカの元に向かう。
傷ついたトーカにカネキは「ヒトでも喰種でも自分の知っている人が傷つくのは悲しい」と話し、赫子の使い方を教えてくれるよう頼み込んだ。
後日トーカは「あんていく」の地下にカネキを呼び出し、実践で赫子の使い方を叩き込む特訓を始める。
そしてちょうど、ウタに依頼していたカネキのマスクも完成するのであった。
【2巻のまとめ】
カネキは「あんていく」で働きながら、店長や店員であるトーカたちから人間社会に溶け込む術を学び始めた。
だが知人の喰種が容赦なく喰種対策局「CCG」の捜査官である真戸に殺され、怒ったトーカが個人的な復讐を断行、結果としてCCG捜査官にマークされることとなる。
トーカの判断は必ずしも正しくないと知りながらも、カネキはトーカの力となるため、自分も喰種としての特殊能力である赫子の使い方を学び強くなろうと決意するのだった。
次巻へ続きます。
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