東大のみを受け続け、落ち続けて3年目。 幼いときに女の子と交わした約束を果たすため、浦島景太郎がやってきたのは、祖母の経営する温泉旅館・ひなた荘。 しかしそこは、何と女子寮になっていた。突然「女子寮の管理人」となった景太郎の運命は?! 週刊少年マガジンで、1998~2001年まで連載。第25回講談社漫画賞少年部門受賞。
(U-NEXT作品紹介文より引用)
それでは1巻のあらすじを振り返ってみましょう。
あの時の約束
幼いころ好きだった女の子と「トーダイ」で再会することを約束した景太郎は、東大入学を目指し2浪中。
「ラブひな」1巻©ナンバーナイン/赤松健
一向に合格する気配のない景太郎は家を追い出され、祖母が経営している旅館「ひなた荘」へやってくる。
しかし祖母は見当たらず、仕方なく露天風呂でくつろいでいると、急に見知らぬ若い女性が入ってきた。
女性は視力が悪く景太郎のことがよく見えていなかったようで、眼鏡をかけた途端悲鳴をあげられてしまうのだった。
「ラブひな」1巻©ナンバーナイン/赤松健
ここは女子寮!ひなた荘
悲鳴を聞きつけやってきた女性4人に、痴漢として捕らわれる景太郎。
5人の話では旅館はもうとっくに閉業しており、今は女子寮として利用されているという。
「ラブひな」1巻©ナンバーナイン/赤松健
そこに現在寮の管理人をしているという叔母・はるかが現れ、なんとか不審者ではないことを証明する景太郎。
はるかによると祖母は世界一周の旅に出ているとのこと。
はるかは景太郎が既に東大に合格していると勘違いしており、その話を聞いて5人も景太郎が東大生だと勘違いする。
偽物の東大生
東大生としてもてはやされ、真実を言い出せないままひなた荘で暮らし始める景太郎。
勉強に悩む中学生の住人・しのぶに対し、勢いで自分から東大生を名乗り 「君だって(東大に)入れるよ」と励ます。
しかし風呂で最初に出会った住人のなるに独り言を聞かれ、嘘がばれてしまった。
だがなるは怒らず、まっすぐに頑張っている景太郎を励ます。
「ラブひな」1巻©ナンバーナイン/赤松健
なるにときめく景太郎だったが、今度は予備校の生徒証を見られ他の住人にも嘘がばれてしまった。
信頼を失い落ち込む景太郎は、実家に戻ることを決める。
だがそんな折、はるかから事情を聞いた祖母から「景太郎が寮の管理人をするなら旅館を景太郎に譲る」と連絡が入った。
景太郎は管理人になることを決め、なる・みつね・スゥ・しのぶ・素子との共同生活が始まったのだった。
管理人見習い
なる以外は景太郎が管理人になることを良く思わず、嫌がらせのように掃除を押し付けられる日々が始まる。
さらに景太郎が住む部屋の天井に穴が空いており、覗いてみると真上はなるの部屋だった。
ラッキースケベとはいえ、なるの着替えを見てしまったことでこっぴどく叱られる景太郎。
次の日予備校で、分厚い眼鏡に三つ編みの生徒が実はなるであったと知る。
なるは全国模試1位の秀才だった。
「ラブひな」1巻©ナンバーナイン/赤松健
勉強を教えてもらううちに縮まるなるとの距離。
なるに幼いころの女の子との約束を明かした景太郎。
馬鹿にされるかと思ったが、なるは真面目に応援してくれた。
しのぶへのサプライズパーティー
景太郎はしのぶから失った信頼を取り戻そうと奮闘するうちに、今日がしのぶの誕生日であることに気が付く。
サプライズパーティーを開催され嬉しそうなしのぶ。
「ラブひな」1巻©ナンバーナイン/赤松健
景太郎の印象も挽回できたかに思われたが、プレゼントと一緒にしのぶが落としていったパンツを渡してしまい、また逃げられてしまう。
素子、いざ勝負
剣道が得意な素子は女々しい景太郎に嫌気がさしていたはずだったが、家で景太郎に触れられると顔が赤くなり焦る。
「ラブひな」1巻©ナンバーナイン/赤松健
景太郎が好きなのかもしれないと思い剣道で決闘を申し込むが、素子はふらふらで相打ちに。
素子は高熱の熱さを、恋だと勘違いしていただけだったようだ。
【1巻のまとめ】
幼いころの好きな人との約束を果たすため、東大を目指し浪人中の景太郎。
祖母の指示で女子寮ひなた荘の管理人になったものの、住人には認めてもらえず毎日トラブル続き。
秀才のなるに勉強を教えてもらううち、なるとの距離は少しずつ縮まっていくが…。
次巻へ続きます。
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