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前巻はこちら本能寺の変決行!竹中半兵衛による待ち伏せを跳ね除け本能寺へ突入『群青戦記』16巻【ネタバレ注意】
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最終巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
立ちはだかる森兄弟
隠密部隊の高橋・黒川・戸田・木本の4人は本能寺の床下から内部に侵入。
強烈な威圧感を持つ信長との再戦に内心ビビるなか、敵兵を排除して信長を捜索する。
しかしそこに森長可と蘭丸の兄弟が立ちはだかり、黒川が腕に蘭丸の銃撃を受けてしまう。
2人がいるということは近くに信長がいるということ。
高橋は防犯ブザーを鳴らして付近にいた蒼たちに合図を送りながら、森兄弟に対峙するのだった。
森兄弟を討ち、信長を残すのみ
森兄弟に立ち向かう高橋たち。
戸田が蘭丸を足止めし高橋と木本が長可に挑むが、高い身体能力を誇る長可に簡単に薙ぎ払われてしまう。
奮闘する木本が何とか長可に傷を負わせるが、長可に首を折られて命を落としてしまった。
先に進むためにはこの森兄弟を倒さなければならず、苦戦を強いられる高橋たち。
戦いが激化し、戸田が一瞬の隙を突いて蘭丸に致命傷を与える。
他方、高橋が長可に追い詰められたところで蒼が合流し、長可の背中に蒼の矢が命中。
そこへ一気に戸田と黒川が加勢し、長可を討った。
重傷を負った蘭丸は信長のもとへ向かい、蒼たちが上杉軍を操る黒幕であることを伝えて息絶えるのだった。
上杉謙信が信長に挑む
合流した蒼が高橋から戦況を聞く一方、先を急いだ謙信たちと吉元が奥の間に鎮座する信長を発見する。
史実では実現しなかった信長と謙信の戦い。
突然拳銃を構えた信長に対し、吉元は持っていた火炎放射器で援護し、本能寺に火の手が回った。
中では謙信が信長に斬りかかるが、圧倒的な強さを持つ信長をなかなか討つことができない。
建物から立ち上る煙を見て蒼たちも急行する一方、安土城の人質救出班にはその煙が作戦成功の狼煙と勘違いされ、凪たちの救出作戦が始まるのだった。
謙信が敗れ、蒼が挑むも天井の下敷きになってしまう
謙信と信長の激しい一騎討ち、しかし謙信の持病の発作が起きた隙を突いて信長が謙信の指を斬り飛ばす。
謙信が破れ夢潰えたかと思われた矢先、その場に追いついた蒼が覚悟を決め、「徳川蒼」を名乗って割り入った。
全員を逃がし、自らの手で不破が狂わせた歴史を修正するために信長に一騎打ちを挑む蒼。
そんな蒼に吉元はある液体の入った瓶を渡し、健闘を祈る。
1対1では苦戦する蒼のもとに戸田が加勢し、2人がかりで戦いを挑んだ。
しかし戦いの最中、信長に蹴り飛ばされた蒼は燃え崩れた天井の下敷きになってしまう。
誰もが信長を討つ作戦が失敗したと感じ、無念の退却を考えるのであった。
蒼がついに信長を討つ
安土城では、服部正成が人質になっていた凪や女生徒を救出し、船での脱出を試みる。
ところが勘づいた織田軍に捕まってしまい、慶子が足に銃弾を受けて身動きが取れなくなってしまった。
慶子の肩を担ぎながら、待っている人たちのもとに生きて帰るよう叫ぶ凪。
その叫びが届くかのように、蒼も下敷きになった状態から脱出。
そのまま吉元から託された無水エタノールを信長にぶっかけ、信長がたちまち炎に包まれる。
そして全員の想いを背負った蒼の渾身の一太刀が信長を捕らえ、ついに信長を討った。
蒼はそのまま倒れ込むが、高橋・黒川・白附らに支えられて意識を取り戻し、涙ながらに生きていることを実感するのだった。
エピローグ:現代に帰った者、戦国の世に残された者
信長を見事討ち、学校へと向かう蒼たち。
学校では既に人質救出班と凪や女生徒たちが無事に待っていた。
するとすぐに赤い雨が降り注ぎ、蝉が鳴くという怪奇現象が起こる。
「まだ秘法は行っていない」と自分の仕業ではないと動揺する僧侶をよそに、霊岩には首桶が、そして屋上には学ランを着た男子生徒(不破?)の姿があった。
そして濃い霧に包まれた高橋ら星徳高校の生徒達は、そのまま蒼の前から消え、現代へと帰還した。
本能寺の変の11日後、秀吉が変の首謀者として謙信を討ち、歴史は修正された。
その後、蒼は徳川家の君主として史実通り関ヶ原の戦いで東軍を指揮することとなる。
息子の秀忠に「臆するな」と伝える蒼。
その傍には「戦国の世に天命がある者」として現代にタイムスリップできなかった吉元と菱沼の姿も。
菱沼は関ヶ原の戦いの様子を絵に描く際に星徳隊の面々を描き込み、それが屛風絵として後世に伝わることとなるのだった。
【17巻(完)のまとめ】
死闘の末に蒼が信長を討ち、本能寺の変が成就。
人質になっていた凪たちを救出し、再び現代へのタイムスリップが実現。
星徳隊の生徒たちの大半が現代へ帰還を果たす一方、蒼は徳川家の君主として後に関ヶ原の戦いで石田三成と相まみえることとなる。
蒼が率いる東軍の陣営には戦国の世に天命がある者としてタイムスリップできなかった吉元(化学部)と菱沼(漫画研究部)の姿もあり、菱沼が描いた関ヶ原の戦いの様子の絵には勇敢に戦う星徳隊の姿があえて書き加えられ、そのまま屏風絵となって後世へ伝わるのであった。
次巻へ続きます。
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