自堕落な日々を過ごしていた主人公“伊藤開司”(通称カイジ)が、友人の保証人となって多額の負債を抱えたことをきっかけに、様々なギャンブルに挑んでいく青年漫画。
言わずと知れた大人気漫画の第1作です。
※最新作「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」、スピンオフ作品「1日外出録ハンチョウ」「中間管理録トネガワ」「上京生活録イチジョウ」も絶賛連載中!
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登場人物紹介
伊藤 開司(いとう かいじ)
本作の主人公。バイト先の知人である古畑の借金の保証人となったため、その肩代わり返済のために遠藤にギャンブル船エスポワールへ招待されたことを機に、危険なギャンブルの世界に足を踏み入れていく。
遠藤 勇次(えんどう ゆうじ)
表向きは帝愛グループの傘下にある「遠藤金融」社長だが、その実態は法外な高利貸し(カラス金)[4]を請け負う悪徳ヤクザ。カイジを裏世界に招き入れた張本人。
利根川 幸雄(とねがわ ゆきお)
帝愛グループの最高幹部の一人。『賭博黙示録』のほぼ全編にわたりカイジの大敵となる。
兵藤 和尊(ひょうどう かずたか)
「帝愛グループ」の総帥である老人。部下からは「会長」と呼ばれている。全編を通じたカイジの宿敵であり、彼を倒すのがカイジの最終目標でもある。
莫大な資産を持ち、なおも飽きることなく世界中の金をかき集め、帝愛による「王国」を築こうとする金の亡者。
古畑 武志(ふるはた たけし)
カイジの元アルバイト仲間でカイジが裏世界に足を踏み入れる発端を作った人物。
気弱で他人に流されやすい性格。気弱で根っからの悪人ではない分だけ余計にタチが悪い[9]。借金取りに唆され、カイジを連帯保証人に据えて行方をくらました。
安藤 守(あんどう まもる)
エスポワールでカイジ、古畑と共闘することになる眼鏡を掛けた肥満体型の男。自分より強い者には弱く、自分より弱い者には強い性格。
石田 光司(いしだ こうじ)
多額の負債を抱える中年男性。気弱でお人好し、いわゆる典型的な騙されやすいタイプ。
借金取りから逃れながら生活している妻、借金まみれの息子がおり、彼らの為にも借金を返すためエスポワールに参加する。
船井 譲次(ふない じょうじ)
エスポワールの参加者。狡猾な男で、前回もエスポワールに参加したリピーターとしての経験を活かして周囲を操る。
北見(きたみ)
エスポワールの参加者。カイジ以外では珍しく、初回参加者でありながら、限定ジャンケンの本質を見抜き様々な戦略を立てて駆使した男。
岡林(おかばやし)
エスポワールの参加者。仲間と結託して不正を行う為、自らエスポワールの別室に送られた男。借金が多すぎるため一度は参加を断られたが、仲間にも借金を背負ってもらい、ようやく参加できた。
高田(たかだ)
エスポワールの参加者。限定ジャンケンに終盤まで残った参加者の1人。
坂井(さかい)
エスポワールの参加者で、リピーターの1人。岡林グループと同様の不正を行うため、必勝法と偽り石田を別室送りにする。
佐原(さはら)
カイジのアルバイト先の後輩。年齢は20歳以下。金髪が特徴。カイジの元に現れた遠藤に頼み込み、帝愛主催のギャンブルに参加する。