テニスの名門校・青春学園中等部にアメリカジュニア大会4連覇を成し遂げた天才少年・越前リョーマが入部。
並みの高校生すらも圧倒する実力を見せつけ、レギュラーの座を賭けた部内ランキング戦に特例での出場が認められる。
最初に立ちはだかるのは2年生レギュラーで海堂。
部内ランキング戦で「マムシ」の異名をとる2年レギュラーの海堂とデータ分析が得意な3年レギュラーの乾から見事に勝利を挙げたリョーマは、レギュラーの座を獲得。
8人のレギュラーが確定し、地区予選を1位通過した青学は都大会へ。
優勝候補筆頭の氷帝が油断してダークホース・不動峰に足をすくわれ5位決定戦に回る一方、青学は曲者のマネージャー・観月率いる聖ルドルフらを下して決勝進出を決めた。
都大会の前半戦終了後、河村と旧知の仲だが傍若無人で暴力的な振る舞いをする亜久津が乱入し、一触即発の空気に。
そして都大会の決勝は青学と亜久津擁する山吹中の激突となり、ダブルス2試合を終えて1勝1敗。
シングルス3では桃城がJr選抜にも選ばれた千石との激闘を制し、シングルス2ではリョーマと亜久津の因縁の対決に。
異常なまでの筋肉の柔軟性とバネによって、変則的なフォームでどんな体勢からでも攻撃に転じてくる亜久津にペースを握られるものの、執念で反撃に転じるうちにリョーマの眠っていた実力が開花。
このまま流れに乗っていきたいリョーマ、しかし亜久津にも絶対に負けられない理由がありこのままでは終われないのであった。
13巻のあらすじを振り返ってみましょう。
都大会が閉幕
今まで真剣に練習もしてこなかった亜久津だが、ナメていたテニスで負けることは自分のプライドが許さず、監督のアドバイスを受け入れて緩急を織り交ぜ始める。
リョーマを揺さぶり意地を見せた亜久津がゲームカウント4-4にまで盛り返してきた。
対するリョーマも強靭なメンタルですぐに適応し、真っ向から激しい打ち合いに。
そして最後はドライブAで亜久津を狙い、帰ってきたロブをスマッシュで直撃させるフリを見せながらのドロップボレー。
リョーマが亜久津との激戦を制し、青学が都大会優勝を飾った。
全力を出し切った亜久津は敗戦を糧にテニスに真面目に向き合うようになると思いきや、満足してテニスから足を洗うことを決意する。
他方、氷帝は聖ルドルフを圧倒して5位に入り、関東大会への出場権を獲得するのだった。
部内レギュラーによる紅白戦、進化を遂げた乾
関東大会のレギュラーの座を賭けて部内ランキング戦が開催されることに。
4ブロックに分かれて各上位2名がレギュラーとなるルールであり、現レギュラー陣が危なげなく勝利を重ねていく。
リョーマも大石を破ってブロック全勝でレギュラー入りを決める一方、Aブロックは手塚、桃城と元レギュラーの乾が入る死のブロックに。
そこではレギュラーを逃してからデータ分析と自分の身体能力向上によって強くなった乾が躍動し、桃城を6-2で下した。
乾は手塚を相手にしても互角の試合を繰り広げ、4-3でリードを奪う展開に。
努力と執念で手塚を追い詰める乾。
ところが手塚はここから乾にも見せたことのない新たな技を解禁し、反撃に出るのであった。
【13巻のまとめ】
リョーマが亜久津との激闘を制し、青学が都大会優勝を飾った。
氷帝も5位に入り関東大会出場を決めるなか、青学では関東大会のレギュラーの座を賭けて部内ランキング戦が開催されることに。
そこではレギュラーを逃している間にデータ分析と自分の身体能力向上によって強くなった乾が躍動し、桃城に勝利。
乾は手塚からもリードを奪うが、手塚も乾にも見せたことのない新たな技を解禁し、反撃に出るのであった。
次巻へ続きます。
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