格闘漫画界の巨塔であるバキシリーズの第三作。実戦シャドーファイティング編の始まりです。
さっそく、1巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
巨象をも倒す勇次郎
サバンナで超規格外のアフリカ象をハンティングするために軍隊が導入された。
977頭、41名もの動物と人が犠牲になったこのモンスターを相手に軍隊も苦戦したが、地上最強の生物と称される範馬勇次郎が生身で倒した。
〈勇次郎が狩った巨象 [範馬刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
その勇次郎と息子、刃牙の激突へと物語は向かっていく。
小さな友人との出会い
悪ガキによるイジメの延長で、刃牙の高校に一人で乗り込む小学生、鮎川ルミナ。
〈鮎川ルミナ [範馬刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ルミナはナイフを手に膝を震わせながらも、夕方の河川敷に刃牙を呼び出す。
刃牙は小学生のルミナを相手にしても堂々と立ち合い、尻を思いっきり叩いた。
ルミナの身体が川の水面を跳ねる。
ルミナは人生最大の衝撃を味わったことで自分が男であることを意識し、刃牙の小さな友人となった。
リアルなシャドーファイト
父との対決に向け、トレーニングする刃牙。
ルミナの目にも残像が見えるほどハイレベルで行われるシャドーファイト、その相手は元統一世界ヘヴィ級チャンピオンのアイアン・マイケルの全盛期だった。
〈マイケル相手のシャドーファイト [範馬刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙はそれすらもウォームアップ代わりとし、自宅の地下室で本番に臨む。
地下室にあったのは無造作に置かれた机と虫かご。
その中には1匹のカマキリがいるだけだった。
〈次の相手はカマキリ? [範馬刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【1巻のまとめ】
地上最強の生物と謳われる父、勇次郎との決闘へ向けてトレーニングに励む刃牙。
全盛期のアイアン・マイケルとのシャドーファイトをウォームアップにし、次の相手に挑む。
刃牙の前には1匹のカマキリがいるのだった。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら