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ムルワカと倉井が潜在能力の片鱗を見せる『ONE OUTS』11巻【ネタバレ注意】

 

~前巻までのあらすじ~

リカオンズ悲願の優勝を目指す”悲運の天才打者”児島は、ミニキャンプに来た沖縄で1打席勝負の賭け野球「ワンナウト」で無敗を誇る天才勝負師・渡久地東亜と出会う。

速球も変化球もないが並外れた度胸、洞察力と読心術で相手打者を翻弄する渡久地を児島は勝負への執念で破り、渡久地は児島に従って「リカオンズを優勝させる」という目的のもと入団することとなった。

球団経営を銭勘定でしか考えないリカオンズオーナーの彩川と「1アウトで+500万円、1失点でー5000万円」という完全出来高制の年俸契約(通称:ワンナウツ契約)を結び、渡久地のプロ野球選手としてのシーズンが始まる。

既に球団売却を水面下で進める彩川オーナーはワンナウツ契約に具体的な条件をつけ有利に進めようとするが、渡久地は相手打者や彩川オーナーを手玉に取り荒稼ぎをしていく。

渡久地はパ・リーグの最強王者マリナーズとの3連戦に全試合先発させられながらも見事に大幅な収支黒字で切り抜け、ホームスチール成功率100%の最速男ジョンソン擁するバガブーズ、ホームスタジアムでイカサマを駆使する悪質球団ブルーマーズも破った。

膨れ上がる渡久地の年俸を前に、彩川オーナーは2軍で戦力外寸前のムルワカ・倉井・菅平のポンコツ3人衆とセットにして渡久地をトレードに出すことを模索する。

これに対し渡久地は「リカオンズを優勝させる」という約束を果たすため、ポンコツ3人衆を対象に含めた新・ワンナウツ契約を提示。

渡久地がいかに活躍してもポンコツたちが足を引っ張れば収支改善できると踏んだ彩川オーナーはトレード話を撤回、その読み通りポンコツ達の不振が渡久地の足を引っ張るのだった。

 

11巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

負債回収を狙う彩川オーナー

次の試合で先発したのはムルワカと菅平。

渡久地は昨日の投球の疲れで先発を回避し、案の定2人はまったく打てずに7回に代打を送られる。

試合終盤に渡久地が登板し無失点で抑え勝利を飾るも、彩川はこの試合でのレートを20倍にしていたためこの試合で7億円強を一気に回収する。

翌日は渡久地が先発登板を強行し、もう1人は菅平。

彩川は渡久地が先発する日はレートは通常にし、そうでない日は高額のレートを提示する算段である。

〈彩川オーナーの算段 [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

緊張でガチガチの倉井

試合は膠着し、着実に渡久地にも疲労が溜まっていく。

それでも試合は7回に児島のホームランでリカオンズが2点を先制。

ここで渡久地が降板し、リリーフに送られたのは倉井。

〈倉井、ガチガチの初登板 [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

緊張でガチガチな倉井はすぐに打たれ、あっという間に1点を返された。

頭が真っ白になった倉井はさらにマウンド上でボールを落としてしまうボーク。

ここであえなくベンチに下げられ、倉井はわずか4球で被安打3、ボーク1、1失点という苦いデビューを飾った。

〈苦すぎるデビュー [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

試合はなんとかリカオンズが守り切り勝利を挙げるが、新ワンナウツ契約によりこの日は渡久地の頑張りがあっても若干のプラスにしかならなかった。

ムルワカと倉井の潜在能力

どう見ても渡久地の破滅しか見えない新・ワンナウツ契約。

それでも渡久地は3人の覚醒を確信しているようだ。

〈潜在能力を確信する渡久地 [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

しかしリカオンズの選手たちには使えないのにスタメンで出場を果たす3人に批判が集中する。

そこで渡久地は不満を抱く投手から1人とムルワカでワンナウト勝負をすることを提案

〈ムルワカと高橋の勝負 [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

たった2球で追い込まれるムルワカだが、渡久地にはある秘策があった。

「ムルワカは過去にバッティング練習中、頭部に160kmのデッドボールを受けたのが原因で一時記憶を失い、潜在意識にボールへの恐怖が刷り込まれた」というのである。

これはリカオンズの伝説のスカウト・奈良沢から直接聞いた話のようである。

試しに渡久地は「軟式テニスで使うゴムボールでやる」と告げ、ワンナウト勝負を再開させる。

すると当たっても怖くないと信じたムルワカは容易くホームランにして見せた。

〈まさかのホームラン [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

無論、実際に放ったのは普通の硬球なのに、である。

勝負は渡久地たちの勝ち、さらにムルワカの頭部に剛速球を投げ込んだのは倉井だということも判明。

倉井もまた、本当はトルネード投法で164kmを投げるポテンシャルを秘めているが、人を殺しかけた恐怖から本来のフォームとかけ離れ、凡庸な球しか投げられなくなっていたのだった。

〈倉井にも潜在能力が [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

主軸打者2人が復帰したフィンガース

次のリカオンズの相手はオープン戦で渡久地が完全試合を達成したフィンガース。

しかしあのころとは違い、2人の主力打者である天海と北大路が戦線に加わり、打線がかなりパワーアップしている。

特に天海は高見が理想形と崇める柔軟なバッティングの持ち主、北大路は変幻自在に揺さぶりをかけてくる曲者

〈高見が尊敬する天才・天海 [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

そしてフィンガースのエースは150kmを超えるストレートと落差の鋭いフォークが武器の河中。

そんななか、渡久地は初戦のスタメンに倉井と菅平を選ぶ。

これを見て彩川はすぐさま、新・ワンナウツ契約のレートを20倍に引き上げるのだった。

〈予告先発は倉井 [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

倉井を精神的に追い詰める

先発を任された倉井は相変わらずガチガチ。

初回、北大路に先頭打者本塁打を浴び、1球で10億の損失が出てしまう。

〈北大路に先頭打者本塁打を浴びる [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

その後もストライクが入らず四球を連発する倉井は、4番の天海にふがいない投球を叱責される始末。

観客全員から大ブーイングが巻き起こり、逃げ場のないマウンドで追い詰められていく倉井。

〈追い詰められる倉井 [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

結局天海にも四球を出し、ノーアウト満塁となったところで渡久地がリリーフに上がる。

しかし倉井はベンチへ下がることを許されず、1塁の守備で観客からヤジを浴びせられ続けることに。

〈ベンチには下がらせない [ONE OUTS 11巻](c)集英社/甲斐谷忍〉

 

新・ワンナウツ契約のため倉井を5回まで出場させないとペナルティ5億円が発生するためでもあるが、渡久地の本当の狙いは倉井を覚醒させることにあるのだった。

【11巻のまとめ】

彩川オーナーは渡久地が先発しない試合で新・ワンナウツ契約のレートを釣り上げ、一気に負債回収を狙う。

この契約はポンコツ3人衆の成績にかかっていた。

そんななか、ムルワカと倉井の潜在能力を見抜いていた渡久地。

強豪フィンガースとの試合で先発した倉井は不甲斐ないピッチングしかできないが、渡久地は倉井をベンチに下げることなく観衆のブーイングに晒し、精神的に追い詰める。

本当の狙いは倉井を覚醒させることにあるのだった。

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