英国特務機関「HELLSING」は吸血鬼アーカードを有し、人を襲う吸血鬼を殲滅する。
新たに吸血鬼となり「HELLSING」に加入したセラスは、吸血鬼や対立するヴァチカンの特務機関「イスカリオテ」との戦いを経て、吸血鬼の力に目覚めていく。
円卓会議を強襲した吸血鬼の兄弟によって「HELLSING」は大ダメージを受けた。
彼らによってもたらされた手がかりをもとに「HELLSING」は黒幕の正体へ迫っていく。
アーカードたちは「ミレニアム」を追いブラジルに渡る。
人間の軍隊でさえ瞬殺し、派遣された吸血鬼アルハンブラと対峙するアーカードの姿を見た「ミレニアム」の少佐は、これから始まる戦争に胸躍らせていた。
4巻のあらすじを振り返ってみましょう。
吸血鬼の恐ろしさ
幼いインテグラは、父から吸血鬼の恐ろしさについて教えを受けている。
弱点が多いはずの吸血鬼がなぜ最強の化け物とされるのか。
インテグラの父は、吸血鬼の恐ろしさは「圧倒的な力」であり、知性をもってその力を使う点だと語る。
「ヘルシング」4巻©少年画報社/平野耕太
アルハンブラ撃破
アーカードはアルハンブラと戦っていた。
セラスは銃火器を用いて遠距離からアーカードを援護する。
善戦していたアルハンブラだったが、一瞬にして距離を詰められアーカードに食われてしまう。
「ヘルシング」4巻©少年画報社/平野耕太
アーカードはアルハンブラの血から「ミレニアム」についての情報を読み取り、セラスを連れて現場を後にする。
ヴァチカンの協力者
「イスカリオテ」の機関長マクスウェルはかつて「ミレニアム」に協力したヴァチカンの司教を尋問していた。
マクスウェルは「ミレニアム」が吸血鬼製造計画を進めていたことや、司教たちが吸血鬼になり永遠の命を得ようとしていたこと、彼らの計画が「HELLSING」に阻止されたことも知っていた。
「ヘルシング」4巻©少年画報社/平野耕太
自分は悪くないと主張する司教だったが、言い訳もむなしく粛清された。
宣戦布告
円卓会議と「イスカリオテ」、「HELLSING」が招集された王室の別邸にアーカードたちが帰還した。
アーカードは「ミレニアム」の目的が不死者の軍隊を作ることであり、彼らの研究が吸血鬼を自分たちで作り出す段階まで到達していると報告する。
そこへ「ミレニアム」の特使を名乗るシュレディンガーが現れ、少佐からのメッセージを中継し始めた。
少佐は昔からの顔なじみであるアーカードを倒すことに執心している様子。
「ヘルシング」4巻©少年画報社/平野耕太
少佐の宣戦布告を受けた女王は「HELLSING」に「ミレニアム」を打ち倒すよう命令する。
マクスウェルは自分たちが「ミレニアム」の眼中に入っていないことに憤りながらも、彼らを打倒するため戦力を集め始めた。
進軍開始
英国海軍の空母にも「ミレニアム」の協力者が紛れ込んでいた。
彼らは空母を制圧し「ミレニアム」から送られてきた中尉リップヴァーンらに引き渡す。
リップヴァーンは用済みになった協力者たちを皆殺しにし、自分たちのものになった空母で作戦行動を開始した。
インテグラは空母が連絡を絶ったことを知り、セラスに装備を整えるよう指示する。
そして「ミレニアム」の本拠地では少佐が作戦開始を宣言し、全ての空中艦隊がロンドン上空を目指し始めていた。
「ヘルシング」4巻©少年画報社/平野耕太
【4巻のまとめ】
「ミレニアム」は不死者の軍隊を作り上げ、英国への進軍を始めた。
宣戦布告を受けた英国と「HELLSING」だけでなく、ヴァチカンも彼らを迎え撃つため戦力を集め始める。
次巻へ続きます。
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