学校に寝泊まりしちゃおうという学園生活部で、シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、おっとりした顧問のめぐねえらに囲まれたゆきの瞳に映る幸せな“日常"はしかし……!?
(U-NEXT作品紹介より引用)
さっそく、1巻のあらすじを振り返ってみましょう。
はじまり
授業終了のチャイムとともに居眠りから目が覚めた"丈槍ゆき"。
「最近学校が好きだ」そう回想しながら校舎を駆け抜け部室へ。
勝気な"くるみ"と、しっかり者の部長の"りーさん"。
談笑しつつ屋上で園芸部の手伝いをする三人。
くるみ曰く「学校の設備を借りまくって寝泊まりしようっていうのが」学園生活部だ。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
園芸作業もほどほどに、はしゃいで水浸しになったゆきは着替えのために教室へと戻る。
まるで一つの国みたいな大好きな学校…。
教室内で談笑するクラスメイトに声をかけられ、笑顔で教室へ足を踏み入れるゆき。
その瞬間、風景は一変する。
誰もいない。
それどころか窓は割れ、机や椅子は血痕が滲みぐちゃぐちゃになっている。
そんな中、平然と虚空に向けて受け答えを続けるゆき。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
割れた窓から見える校庭には、さきほど屋上から手を振った野球部員たちなどいない。
いるのは不気味に瓦礫のなかを彷徨うゾンビだけ…。
おもいで
陸上部で憧れていた先輩のことを夢の中で思い出すくるみ。
顧問のめぐねえ、ゆき、りーさんとの朝食後、校内に入り込んだゾンビを排除するため見回りへと向かう。
無鉄砲なくるみをりーさんは心配するが、くるみはどこ吹く風で、ぼんやりと校庭を徘徊するゾンビのなかに先輩の姿を探す。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
そしてくるみは再び夢を見る。
それは先輩がゾンビになり自身がが留めを刺す夢。
うなされて目が覚めたくるみは隣で無邪気に眠るゆきの寝顔を見て安堵し、また眠りにつくのだった。
らいねん
家計簿をつけながら来年の自分たちに思いを馳せるりーさん。雨により電力と物資も減ってきている。
そんな中ゆきが「肝試しをしよう」と言い出す。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
それとなくゾンビを回避しながら肝試しをすすめて行く3人。
途中でめぐねえも合流し購買部を目指す。
肝試しの"証拠の品"として物資を調達し、続いて図書館へ。
各自本を物色するなかでゆきとめぐねえはゾンビに遭遇する。
息を潜めてやり過ごし、「ここでじっとしてて」とゆきを残しめぐねえはゾンビのもとへ。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
一人残されたゆきは図書館の隅で足を抱えうずくまる。
そこへついにゾンビが…と思いきやそれはゆきを探していたくるみとりーさんなのであった。
やがてめぐねえも戻ってきて、「居残りしていた生徒だった」とゆきを安心させる。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
元気をすっかり取り戻したゆきは「また来年も肝試しをしよう」とみんなと約束をする。
せんせい
雨の降る日の教室、ひとり遺書を書くめぐねえ。
ゆきの時間が止まったのは私のせいだと記す。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
部室ではゆきとくるみが雨の中干したままの洗濯物を思い出す。
屋上には誰かの墓標らしき十字架に手を合わせるりーさんの姿。
ふざけあいながら洗濯物を回収し、昼食を取る3人。
停電により電熱式のシャワーが使えない事実を知り絶望するゆきだったが、学園生活部らしく学校でキャンプをしようと提案する。
3人入れるテントがあると言うりーさんに、「私、私!」と抗議するめぐねえ。そんなめぐねえを3人は「いつもお疲れさまー」と労うのだった。
夜はふけランプを囲んで語らう3人。話題は自分たちの卒業後、そしてその時訪れるであろう、めぐねえとのお別れに思いを馳せる。
タイミング良くめぐねえが見回りに訪れ、慌てて布団に潜り込み寝たふりをし笑いあう3人。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
「あの子たちを元気に送りだすために自分は生きている。」
荒れ果てた放送室、階段の踊り場、下駄箱、その情景の中で文章は紡がれる。
まぼろし
校舎に続々と侵入するゾンビ。
その頃ゆきは、「みんなで部活を始めよう」と自分を慰めるめぐねえの夢を見ていた。
目を覚ましたゆきは「夜間は複数で連帯すべし」という学園生活部の心得のもと、くるみに伴われてトイレに向かう。
途中、ゾンビに遭遇した二人はトイレに駆け込むが、助けを呼びに行くためくるみは再びひとりトイレの外へ。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
想定以上にゾンビが侵入してきていることで苦戦を強いられるくるみ。
トイレで待つゆきにどこからともなく現れためぐねえが声をかける。
「わたし、みんなのお荷物になってないかな」と不安を吐露するゆきをめぐねえは優しく慰め、そしてくるみを探しに行くのだった。
ゾンビに追い詰められるくるみ。疲労が滲み、もはやこれまでというところで校内放送が鳴り響く。
その音に反応し方向を変えるゾンビ。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
追撃でりーさんが消火器をぶちまけ、なんとか難を逃れることに成功する。
ゆきとも合流し、助け合い支え合うことを互いに改めて誓う3人だったが、めぐねえは?と口にした瞬間、ゆきは激しい頭痛に見舞われる。
「がっこうぐらし!」1巻©芳文社/海法紀光・千葉サドル
薄れゆく意識の中で何かを思い出しかけるゆきなのだった。
おてがみ
めぐねえと部室の掃除をしながら自分の役割について悩むゆき。
笑顔でいつも通りでいいのよとアドバイスされたところで、ゆきは目を覚ます。
「ずっと寝てたんだぞ」と心配するくるみとりーさんだったが、ゆきは呑気にめぐねえを探す。
食材が枯渇しつつあることで、学校の外へ食糧調達に出ることを考え始めた三人は、手始めに外の世界へ手紙を送ることにする。
屋上で捕まえた鳩とヘリウムガス入りの風船に自分たちの位置情報と手紙を結び空へと放つ。
鳩が飛び立った先。大型スーパーらしき建物のなかには何かを見つけ身を起こす見知らぬ少女の姿があった。
【1巻のまとめ】
学園生活部として活動するゆき、くるみ、りーさん、そして顧問のめぐねえ。
彼女たちが生活する何気ない学校の情景はすべてゆきの見るまぼろし。
現実はゾンビに侵略された荒廃した学校だった。
彼女たちは部活動と称し、ゆきの心の平穏を守りつつ生きるために活動する。
次巻へ続きます。
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