20××年11月24日、東京終焉……!
突如新宿にてゾンビが発生し、東京は瞬く間に支配されてしまった。
発生当初の大混乱、廃墟と化した東京で必死に生き延びる人々を描く、オムニバス形式の漫画。
それぞれの場面のストーリーが後につながるようになっていきますが、ここからというところで物語は終了。
続編とか映画化してもおかしくないポテンシャルを秘めていただけに残念ですが、短いながらもサクッと楽しめるホラー漫画です。
登場人物紹介
勝(マサル)
本作の主人公1。活発で正義感に熱い少年。事件発生後、電線を伝って移動しながら生き延びる。
孝司(コージ)
マサルと同じく電線を伝って生きる生存者の男。モラルにかけ、自分の欲望を満たすために犯罪も厭わない。
小倉 美沙
マンションの一室でコージに凌辱されていた生存者。マサルに助けられ惹かれ合うが、間もなくしてコージに殺されてしまう。
伊藤 和彦
本作の主人公2。とあるマンションで事件に直面した青年。妊娠中の妻を守るために必死。
浅川
伊藤らの住むマンションの組合長。冷静なリーダー的存在で、事件で子供を失いながらも生き残った住民たちを脱出させる計画を指揮する。
マサト
本作の主人公3。大学生で、弟のリョウとともに地下駐車場に籠城して生き残っていたが、物資も尽き脱出を図る。
リョウ
マサトの弟。マサトと共に籠城して生き残っていたが、感染してしまい命を落とす。
吉田
本作の主人公4。会社員。前日から泊まり込みで仕事をしているときに事件が発生し、妻と子供のために危険を冒してでも帰宅することを目指す。
松井
吉田の後輩。斜に構えた態度が鼻につく。
部長
吉田らの会社の部長。ブラック企業の管理職であり、パワハラなどは日常茶飯事。
西沢
吉田の同僚の女性社員。
翔太
本作の主人公5。男児。母が感染してしまったことで家の中で幼い妹とともに必死に生き抜く。
祐椛
翔太の妹。