赤髪の不良、桜木花道が同級生の赤木晴子に一目ぼれし、彼女目当てでバスケ部に入部。
しかしバスケ初心者の花道に待っていたのは地味すぎる基礎練習。
不満を募らせた花道は早くもキレ、コートから出て行ってしまいました。
2巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
辞めるのは止める
勢いで退部を宣言した花道でしたが、晴子の寂しそうな顔が頭をよぎります。
思い直した花道はバスケ部に復帰。
そして基礎もある程度身についたところでようやくシュート練習に入ります。
安西監督の登場、1年vs2・3年の紅白戦
湘北の安西監督が姿を現します。5年前までは大学で「白髪鬼」と呼ばれるほどの鬼コーチでしたが、いまやすっかり丸くなり「白髪仏」と呼ばれています。
安西先生は県ベスト4の陵南高校との練習試合を組んできていました。
そして陵南との試合に向け、紅白戦として1年vs2・3年の試合をすることとなります。
ちなみに花道は初心者なので蚊帳の外です。
紅白戦では流川とゴリが張り合う様相を呈していきます。
流川が小暮をかわして打ったシュートをゴリがブロック。
そのまま上級生チームのカウンターで最後はゴリが豪快にダンクを決めれば、流川も負けじとゴリのシュートをブロックし、さらには1人で先輩たちを抜き去ってダンク。
〈流川が豪快なダンク [スラムダンク2巻](c)集英社/井上雄彦〉
流川のスーパープレーが飛び出し、自分も試合に出たいと安西先生に直訴。
試合に出ることになった花道は流川を無視してゴールへ突っ込んでいきます。
花道が無理やり繰り出したダンクは…ゴリの脳天を直撃。
〈花道のダンクはゴリの脳天を直撃 [スラムダンク2巻](c)集英社/井上雄彦〉
試合の行方はうやむやになりましたが、花道も技術が追いつけば使えるかもしれない、という可能性を再認識させます。
花道を狙う人物
花道のことを狙う別の部が。全国大会を目指す柔道部です。
ゴリのライバルでもある青田が花道の身体能力に目をつけ、勧誘しようとしていました。
青田も晴子に惚れており、さらに幼馴染のために晴子の幼いころの写真も持っています。
青田は晴子の幼いころの写真をエサに花道を柔道部に引き入れようとしますが、花道は写真には強い興味を示しながらも柔道部への入部は断固として拒否。
理由は「バスケットマンだからだ」
〈スポーツマンとしての自覚をもつ花道[スラムダンク2巻](c)集英社/井上雄彦〉
花道は既に立派なスポーツマンになっていたのでした。
【2巻のまとめ】
花道は無事にバスケ部に復帰し、部内の紅白戦では流川がスーパープレイを披露。
一方の花道も将来に期待を持たせる身体能力を発揮します。
立派なスポーツマンとして歩み始めた花道。
湘北は陵南との練習試合に向け、練習に熱が入ります。
次巻へ続きます。
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