偶然にも世界各地で死刑囚5人が「敗北を知りたい」という言葉を残して脱獄し、東京へ向かう。
徳川のご老公は地下格闘士たちを集め、死刑囚たちとの全面戦争が始まった。
5人の死刑囚が後楽園に揃い、刃牙・独歩・花山・烈・渋川の5人と対決することに。
花山がスペックを破り、独歩と烈がドリアンを追い詰めて勝利した。
シコルスキー、ドイル、柳の捕獲に向け、各国の機関はビスケット・オリバに協力を依頼。
目の前で梢江を拉致され、怒る刃牙がシコルスキーを追う。
しかしそこにオリバが横やりを入れ、刃牙に実力の差を見せつけながらシコルスキーを捕らえにかかるのだった。
12巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
オリバ vs ドイル 密室での死闘
気絶したシコルスキーを捕獲し、警視庁本部へ届けたオリバ。
残るはドイルと柳の2人。
情報を集めるべく、警視庁本部内の個室を借り切ったオリバだが、ドイルは思ったよりも近くにいた。
ドイルは婦警に扮して部屋に侵入し、オリバを襲う。
〈ドイルがオリバを襲う [バキ 12巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
肘に仕込んだ刃物によってオリバの頬が切れる。
オリバは動じず、待っていたと言わんばかりに部屋にカギをかけ、ドイルと対峙する。
刃物に仕込まれていた毒によって不自由を強いられながらも、オリバはドイルと死闘を繰り広げる。
〈オリバvsドイル [バキ 12巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ドイルはピンチに陥ると、オリバの腹にナイフを突き立てた。
オリバは分厚い腹筋によって致命傷は免れたが、その隙にドイルは天井の点検口から逃走した。
オリバと渋川の腕試し
オリバの部屋に駆け付けた警官と渋川。
渋川の合気に興味津々のオリバが立ち合いを求める。
オリバ自慢の筋肉をもってしても、渋川の合気には敵わなかった。
〈渋川の合気が上回る [バキ 12巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
警視庁本部内の柔道場を通りがかり、オリバが柔道にも興味を示す。
警視庁には国内の実力者たちがゴロゴロいたが、オリバのパワーに悉く敗北。
〈力ずくの柔道 [バキ 12巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
オリバは渋川とも柔道で立ち会うこととなり、さすがに渋川には勝つことはできなかったものの、渋川のお墨付きという特例で黒帯を取得するのだった。
鎬昂昇がドイル狩りに名乗りを上げる
最大トーナメント後、鍛錬を重ねている鎬。
その手から繰り出される打撃は斬撃と表現してもいいほど切れ味が鋭く、もはや烈海王にすら勝つ自信を持っている。
その鎬は自信が今回の死刑囚との戦いのメンバーから外れたことに不満があり、克己の協力を得て独自に戦いを仕掛けることを決意する。
〈鎬昂昇が名乗りを上げる [バキ 12巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
標的はドイル。
神心会ネットワークにより、ドイルがホテルに滞在していることは筒抜けであった。
【12巻のまとめ】
オリバが次に狙うのはドイル。
ドイルはオリバの手をすり抜けて逃走、しかし鎬昂昇も名乗りを上げ、ドイルの滞在するホテルへ向かうのだった。
次巻へ続きます。
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