偶然にも世界各地で死刑囚5人が「敗北を知りたい」という言葉を残して脱獄し、東京へ向かう。
徳川のご老公は地下格闘士たちを集め、死刑囚たちとの全面戦争が始まった。
5人の死刑囚が後楽園に揃い、刃牙・独歩・花山・烈・渋川の5人と対決することに。
克己やビスケット・オリバやジャック、ガイアらも戦い、スペック・ドリアン・ドイル・シコルスキー・柳らに勝利した。
しかし柳の毒手に蝕まれ、衰弱していく刃牙。
刃牙の死を目前にして悲しみに暮れる梢江の前に伝説のボクサー、マホメド・アライの息子が姿を現す。
マホメドJrは父が成しえなかったファイティングスタイルを確立した天才である。
他方、刃牙は飛騨の山中で静養。
しかし状態は良くならず、烈が刃牙を気絶させてヘリで中国へ搬送する。
そこで100年に一度、真の海王を決めるための大擂台祭への出場が決まった。
マホメドJrや勇次郎、そして前回覇者の郭海皇も参戦する、中華最強を決めるトーナメントが始まる。
中華一の毒手の使い手、李海王と対戦した刃牙は身体の毒が裏返って完全復活。
1回戦が終わろうとするところで、中国人海王の相次ぐ惨敗を受けて擂台祭はルールを変えて仕切り直しに。
郭の息子、春成と”凶人”龍書文を助っ人に加え、中国連合軍と日米連合軍のチーム戦となった。
第1試合はオリバと龍、2人のアンチェイン同士がぶつかる。
24巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
第1試合 オリバ vs 龍書文 続き
ポケットを利用した居合でオリバを責める龍。
一見不利に見える体勢でも、龍の方がハンドスピードで勝る。
オリバはこの不可思議な状況に際し、自分もポケットに手を突っ込んで龍を挑発。
〈オリバがハンドポケットで挑発 [バキ 24巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
余裕たっぷりのオリバに龍が一方的に攻撃を仕掛け、ダウンを奪った。
それでもオリバは立ち上がると再びハンドポケットに。
怒った龍が猛攻を仕掛けるなか、オリバはゆっくりと両方の拳をポケットから抜き、龍に振り下ろす。
〈オリバの鉄槌 [バキ 24巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
今度は一撃でオリバが龍からダウンを奪った。
立ち上がった龍は本気のスピードでオリバを滅多打ち。
〈龍の猛攻 [バキ 24巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
しかしオリバは龍の頭をしっかり掴むと、渾身の頭突き。
龍はそれでも反撃するが、オリバが繰り返す頭突きによって顔を潰され気絶。
〈オリバの頭突き [バキ 24巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
オリバが勝利した。
第2試合 刃牙 vs 郭春成
二試合目は刃牙 vs 郭春成。
自信たっぷりの春成が試合開始と共に仕掛けるが、2秒で刃牙に失神KOを喫した。
〈まさに瞬殺 [バキ 24巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
大見得を切っておきながら瞬殺された春成は、郭海皇から「武から身を引け」と見捨てられてしまった。
第3試合 寂海王 vs 烈海王
三試合目は寂海王 vs 烈海王。
開始後、寂は烈に握手を求め、だまし討ちを仕掛ける。
〈だまし討ちを仕掛ける寂 [バキ 24巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
烈には通用せず、観客からは大ブーイングが起こるのだった。
【24巻のまとめ】
オリバが龍を下し、刃牙も春成を一蹴。
早くも後がなくなった中国連合は烈を送り出し、寂海王が挑む。
卑劣なだまし討ちを仕掛ける寂に観客からは大ブーイングが起こるのだった。
次巻へ続きます。
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参考地下格闘士と死刑囚たちとの死闘、そして舞台は中国へ『バキ』全31巻+外伝【ネタバレ注意】
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