初恋の人との約束を果たすため、東大を目指し浪人中の景太郎。
祖母の指示で女子寮ひなた荘の管理人になり、住人のなると一緒に東大合格を目指す。
同じ時間を過ごす中で景太郎となるはお互い意識し始めるが、なかなか素直になれない。
そんなとき、なるはむつみが景太郎の約束の女の子であると勘違い。
2人を引き合わせようとするが、むつみから景太郎の本当の約束の相手はなるだと聞かされる。
なるとむつみと共に、ついに東大に合格した景太郎。
入学早々入院することになり、お見舞いにきたなるに勢いで告白するも、なかなか返事がこない。
なるも答えを迷っていたが、仲間たちに背中を押され、自分も景太郎が好きかもしれないと伝える。
それでは10巻のあらすじを振り返ってみましょう。
ひなた荘の夏休み
景太郎となるは夏休みのひなた荘に2人きり。
景太郎はキスのリベンジをしようとするが、なかなかうまくいかない。
「ラブひな」10巻©ナンバーナイン/赤松健
そんななか、実はひなた荘にいたむつみは2人の仲を進展させるため、故郷の沖縄に誘うのだった。
むつみの初恋
沖縄へ到着し、むつみの家族に迎えられたなると景太郎。
むつみの母はむつみにも勝る天然ボケであり、2人に気を遣って同じ部屋とベッドを用意する。
景太郎には素直になれないなるだが、むつみには本当の気持ちを伝える。
むつみは自分の初恋の相手も景太郎であったことを告白。
しかし事情があり、2人を応援することにしたというのだという。
「ラブひな」10巻©ナンバーナイン/赤松健
むつみが今は景太郎を男として好きなわけではないと言うが、なるはむつみが景太郎にキスをしているところを見てしまうのだった。
子どもになったむつみ
むつみが木から落ちて頭をぶつけた影響で記憶喪失になり、心が子どもに戻ってしまった。
景太郎となるもむつみに話を合わせ、当時の状況を演じることに。
だがむつみは心と体のバランスを崩して体調を悪くしてしまう。
医師からむつみを助けるには、むつみの願いを叶えるしかないと告げられる一同。
子どもの心のむつみの願いは、景太郎と結婚することだった。
「ラブひな」10巻©ナンバーナイン/赤松健
よみがえる記憶
実際に結婚式を執り行うことになるが、誓いのキスの寸前でなるが止めに入り、むつみとじゃんけんで景太郎の結婚相手を決めることになる。
なるはそこで、昔も同じ状況になったことを思い出す。
その時も今も、むつみはわざと負けてくれたのだ。
「ラブひな」10巻©ナンバーナイン/赤松健
むつみは景太郎のことはもちろん、なるのことも大好きだから、いつもなるの味方をしてくれていた。
なるは感動するのと同時に、幼い頃景太郎と自分が約束した時のことも全て思い出した。
むつみも大人になってからの記憶を取り戻し、無事元に戻ることができた。
なるのアルバイト先
東大の前期の講義に全く出席できなかった景太郎は、早々に留年が決定。
だがひなた荘のメンバーになかなか言い出せない。
「ラブひな」10巻©ナンバーナイン/赤松健
そのとき街でスーツを着たなるが歩いているのを見つけ跡をつけてみると、なるは塾講師のアルバイトをしていた。
なるは、景太郎の発掘作業のように自分のやりたいことを見つけたいと話していたのであった。
目指せアメリカ留学
景太郎は考古学を学ぶため、瀬田についてアメリカ留学を目指すことに決めるが、ひなた荘のメンバーになかなか言い出せない。
しかし部屋に置いていた留学資料が見つかり、みんなに知られてしまう。
「ラブひな」10巻©ナンバーナイン/赤松健
隠されていたことに怒る一同。
なるから「話せば伝わる」と言われ、景太郎は正直に打ち明けるが、みんなから返事はなかった。
1週間が過ぎ、留学試験当日。
ひなた荘のメンバーは景太郎を応援することに決め、激励し試験会場へ送り出すのだった。
【10巻のまとめ】
景太郎・なる・むつみの3人は沖縄で夏休みを楽しむが、むつみが木から落ち記憶喪失になり、子どものむつみに戻ってしまう。
むつみの行動に合わせるうちに、なるは幼い頃の景太郎との約束とむつみの優しさを思い出し感動。
むつみも無事記憶を取り戻し、3人はひなた荘に戻る。
景太郎は瀬田のついて学ぶためアメリカ留学を決意、ひなた荘メンバーの応援を受け試験当日を迎える。
次巻へ続きます。
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