将来の夢も目標もない令菜はボーイズバーの店長に背中を押され、夢について考え始めた。
自分の夢を叶える過程で結婚が必要だと考えた令菜は、婚活を始めようと決意。
ボーイズバースタッフとのデートを通じ、恋をするためにはまず自分自身に恋をしなければならないと気づいた令菜の前に、タイプの男性「2号」が現れる。
店長の反対をよそに令菜は2号との距離を縮め、完全に恋に落ちてしまう。
2号を好きになってしまった令菜はお試し交際を提案するが、店長に阻止された。
自分の夢を持たず他人の夢を潰してしまう2号と令菜の交際に大反対の店長は、2号の目の前で令菜にキスをする。
店長と2号の間で揺れ動く令菜だったが、2人とも自分のことを好きなわけではないと気づきショックを受ける。
夢のため2号と本当に結婚できるのか確かめようとした令菜だったが、彼と一夜を共にしても虚しさや寂しさが募るだけだった。
令菜は2号への気持ちを吹っ切り、店長との交際に向けて動き始めた。
店長好みの女性に変身し1回目のデートを成功させた令菜は、森田の助けを借りて2回目のデートをすべくアウトレットへ出かけるが…。
最終巻のあらすじを振り返ってみましょう。
気まずいデート帰り
店長が森田に靴をプレゼントしている場面に遭遇してしまった令菜は、その後なんとなく気まずい時間を過ごす。
「欲しいものを手に入れるのに遠慮などしていられない」と言う森田を見た令菜は「すごく好きなもの」がない自分に気づく。
自分と2人きりになりたくなさそうな店長を見て傷つくと同時に体調不良を感じた令菜は、当初の予定を変更してそのまま帰宅することにした。
自分が無理していたことを自覚した令菜は、森田の車の中で眠ってしまう。
翌日令菜が出勤すると、森田は無断欠勤していた。
森田と店長
森田と店長は2人で朝を迎えていた。
二日酔いの2人はそのまま店長の経営する店でランチをしていたが、それを2号に目撃され令菜に伝えられてしまう。
無理をしても報われなかった令菜は森田の家の前で2人に遭遇した。
昨日と同じ服を着た森田は令菜がいることに気づき、堂々と謝罪する。
店長から改めて交際を断られ2人の間に何があったか察した令菜は、ショックを受けながらも気丈に振舞いその場を後にした。
その後いつもの場所でよしお君に一部始終を報告する令菜は、大泣きしながら自分の夢が遠のいていくのを感じていた。
吹っ切って次へ
婚活の難しさを実感した令菜だが、結婚の夢を完全に諦めることはしなかった。
半年が経ち色々と吹っ切れた令菜は、店長と森田の結婚式で披露する余興の準備をしていた。
しかし当日、新婦である森田が会場に現れない。
家まで迎えに行った令菜は森田の腹違いの兄と出会い、2人で協力して森田を引っ張り出す。
会場で2号や店長との関係を振り返った令菜は、森田の夢のおかげで自分が深く落ち込まず前向きに人生をとらえられていることに気づいた。
ずっと令菜の相談に乗っていたよしお君は、森田の兄と話をして「令菜が結婚するなら自分と似ている森田の兄がいい」と結論を出す。
ずっと令菜に好意を持っていたというよしお君の言葉に励まされた令菜は、もう一度頑張って森田の兄にアプローチしようと決意した。
【6巻(完)のまとめ】
店長はアウトレットデートをきっかけに森田と男女の仲になってしまい、令菜は失恋してしまう。
しかし令菜は結婚という夢を諦めない。
森田の結婚式で新たな出会いを見つけた令菜、再び夢のために頑張る決意をするのだった。
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